インスタグラムを見ていると、よくこんなことありませんか?ブランチの写真ばかり上げていた友達が、ある日突然、仮想通貨とか、陶芸とか、特定のヴィーガン食にどハマりしたり。フィードがガラッと変わっちゃう。まさに new personality unlocked(新しい自分に覚醒した)って感じですよね。
この「new personality unlocked」は、ゲームで新しいキャラクターや能力が解放されたときに使われるスラングです。まさに、人が何か新しいことに夢中になって、まるで別人のように変わっていく様子を言い当てていますよね。
参考書にはよく、「inとintoの違いはシンプル。場所か方向かだ」って書いてありますよね。確かに間違いじゃないんですけど、正直、つまらない嘘です。全然本質を捉えてない。
本当の違いは、物理的な法則とかじゃないんです。「変身」なんです。
まずは基本の「仕組み」をサクッと理解しちゃいましょう。
inは「静止画」です。何かが「どこにあるか」を示します。すでに、そのモノが容器の中、ある状態、または特定の場所に「ある」んです。
intoは「動画」。境界線を「越える動き」を見せてくれます。何かが中に入っていく「アクション」そのもの。
こう考えてみてください。inは「目的地」。intoは「旅の途中」なんです。
The server is in the restaurant.
サーバーはレストランにいます。
The server walked into the restaurant.
サーバーはレストランに入っていきました。
She put her phone in her bag.
彼女は携帯をバッグに入れました。
Just get in the car, we're going to be late.
早く車に乗って、遅れるよ。
言葉の「境界線ルール」
さあ、ラスボス登場です。本当のルールは、「重要性」なんです。
intoを使うのは、「状態の変化」を強調したいとき。つまり、本当の「変身」です。何かが意味のある境界線を越えて、向こう側で「新しい何か」に変わるときに使う言葉なんです。
これは物理的な空間だけじゃなくて、趣味や感情、アイデアにも当てはまります。新しいドラマに get into(ハマる)とき、あなたは「ファンじゃない」状態から「ファン」へと境界線を越えているんです。毛虫がチョウに turns into(変わる)とき、それは完全なアイデンティティの変革を遂げています。ある言語の文章を別の言語に translate into(翻訳する)ときも、その形を変えているわけです。
intoは「ビフォーアフター」の合図。聞き手に、その「旅」、つまり境界線を越える行為こそが、物語の最も重要な部分だと伝えているんです。キャラクターがレベルアップしたり、転職したり、新しい世界に足を踏み入れたりする、そんな瞬間なんです。
黄金ルール : 「変身」がメインイベントなら、intoを使う。それ以外の、特に「エネルギーの低い」日常的な動作には、カジュアルなinを使うのがベストな選択肢になることが多い、と覚えておきましょう。