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timbre

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ˈtæmbə(ɹ)/

ティンバー

音色

timbreは、音の高さ(pitch)や大きさ(volume)とは独立した、その音特有の質や個性を指す言葉です。例えば、同じ音を出しても、フルートとバイオリンでは異なる音に聞こえますが、この違いがtimbre(音色)にあたります。音楽、音響学、音声学などの分野で、音の「色合い」や「質感」を表現する際に重要な概念となります。

意味

noun

音色、音質

例文

The distinctive timbre of a vintage synthesiser is often sought after by electronic music producers.

ビンテージシンセサイザー特有の音色は、エレクトロニックミュージックのプロデューサーに高く評価されることが多い。

Her rich, velvety timbre made her voice instantly recognisable, even in a crowded concert hall.

彼女の豊かでベルベットのような音色は、混み合ったコンサートホールでもすぐにその声だとわかるほどだった。

Sound designers meticulously manipulate the timbre of various sound effects to evoke specific emotions in films.

映画のサウンドデザイナーは、特定の感情を呼び起こすために、さまざまな効果音の音色を丹念に操作する。

関連語

リーディング

音の「色」を描き出す魔法の言葉、「Timbre」の魅力 皆さんは、同じ「ド」の音を聞いても、それがピアノから出ているのか、それともフルートから出ているのかを瞬時に聞き分けられますよね?また、声優さんの声が持つ独特の響きに魅了されたり、古いアナログシンセサイザーの「味」のある音色に心を奪われたりした経験はありませんか?これら、音の高さや大きさが同じでも、異なる音源から発せられる音を区別できる、その「音の本質的な個性」こそが、今回ご紹介する英単語「timbre(ティンバー)」なのです。 timbreは、日本語では「音色」と訳されることが多いですが、単なる音の「色」というよりも、その音を形作る「質感」や「キャラクター」といったニュアンスを含んでいます。音の専門家たちは、これを「倍音の構成」や「音の立ち上がり・減衰の仕方」といった物理的な要素で分析しますが、私たち一般のリスナーにとっては、まさに「この音でなければ出せない味わい」として心に響くものですよね。 この言葉の語源は、古フランス語の「timbre(鐘の音、音色)」に遡り、さらにラテン語の「tympanum(太鼓、鼓膜)」がルーツとされています。元々は打楽器の音を指す言葉だったのが、時を経て、あらゆる音の質を表すようになりました。音楽の世界では、作曲家が楽器のtimbreをどう組み合わせるか、演奏家が自身の楽器や声のtimbreをどう表現するかで、作品の印象が大きく変わります。また、映画やゲームのサウンドデザインにおいても、特定の情景や感情を喚起するために、効果音のtimbreが細かく調整されているのですよ。 timbreを知ることは、私たちが耳にするあらゆる音を、より深く、より豊かに感じ取るための扉を開くことになります。街を歩くときの環境音、お気に入りの音楽、大切な人の声、どれもが独自のtimbreを持って私たちに語りかけています。今日から、身の回りの音一つ一つに「どんなtimbreだろう?」と耳を傾けてみませんか。きっと、新しい発見があるはずですよ。

語源

timbreは、古フランス語の「timbre」(鐘の音、音色)に由来し、これはさらにラテン語の「tympanum」(太鼓、鼓膜)に遡る。元々は打楽器の音や音色を指す言葉だったが、19世紀半ばに英語に取り入れられ、音の質、特に音色という意味で使われるようになった。音の「色合い」を表現する言葉として定着した。