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syndrome

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ˈsɪndɹəʊm/

シンドローム

症候群

syndrome」は、特定の病気や状態を示す一連の症状や特性のパターンを指す言葉です。医学分野でよく使われますが、「XX症候群」のように社会現象や心理状態を表す際にも用いられます。複数の要素が「共に現れる」というニュアンスから、単なる症状の羅列ではなく、パターンとして認識される点がポイントです。

意味

名詞

病気、医学的または心理的状態における、認識可能な兆候、症状、行動のパターン。

名詞

特定のタイプや状況(通常は好ましくないもの)を識別する一連の特性。

例文

The doctor diagnosed her with a rare genetic syndrome after extensive tests.

詳細な検査の結果、医師は彼女が稀な遺伝性症候群であると診断しました。

We need to address the 'not-in-my-backyard' syndrome that often hinders urban development.

都市開発を妨げがちな「ご近所迷惑症候群(NIMBY症候群)」に私たちは対処する必要があります。

Experiencing imposter syndrome is quite common, even among highly successful individuals.

たとえ非常に成功した人々であっても、インポスター症候群を経験することは珍しくありません。

よくある誤用

「syndrome」は、単一の症状や一時的な不調を指して使うと誤解を招くことがあります。例えば、「今日のストレスはシンドロームだ」のように、特定のパターンを持たない単発の症状や気分を指して使うのは適切ではありません。これは、「症状(symptom)」や「状態(condition)」といった言葉で表現すべきでしょう。

文化的背景

「syndrome」は、医学的な文脈以外でも広く使われるようになり、社会現象や心理状態に特定のパターンを見出す際に便利な言葉となっています。しかし、安易に「〇〇症候群」と名付けることで、本来の医学的な重みが薄れたり、あるいは特定の状態を過度に病理化する傾向も見られる点には注意が必要です。多くの場合、ややネガティブな文脈で用いられることが多いのも特徴です。

関連語

リーディング

「シンドローム」って一体何?奥深き言葉の世界 皆さん、「シンドローム」という言葉、日常で耳にすることが増えましたね。例えば「インポスターシンドローム」や「NIMBYシンドローム」など、医学用語の枠を超えて様々な文脈で使われています。でも、この言葉の本当の意味や奥深さを知っていますか? 「シンドローム」の語源をたどると、古代ギリシャ語の「συνδρομή (syndromē)」にたどり着きます。「共に」を意味する「syn」と、「走る」や「道」を意味する「dromos」が組み合わさった言葉で、「共に走る」つまり「集合」や「共起」といったニュアンスを持っていました。ここから、「一連の症状が共に現れる状態」という意味へと発展していったのです。単一の症状ではなく、複数の症状や特性がまるで手を取り合って現れるかのように、パターンを形成している状態を指すのですね。 この言葉が面白いのは、医学分野だけでなく、社会現象や心理状態を表すのにも使われるようになった点です。例えば、自分の能力を過小評価してしまう「インポスターシンドローム」や、公共施設の建設に反対する「NIMBYNot In My Back Yard)シンドローム」などが典型例です。これらは病気ではありませんが、特定の行動や思考のパターンが繰り返し現れる様子を「シンドローム」と呼ぶことで、その複雑な現象を理解しやすくなります。 「シンドローム」は、単なる症状の羅列ではなく、それらが織りなす「パターン」に焦点を当てる言葉です。私たちが直面する様々な問題や現象を、個々の要素として捉えるだけでなく、全体的な傾向として把握する手助けをしてくれる、とても便利な言葉なのですね。ただし、使う際には「単なる一時的な不調ではない、特定のパターンを持ったもの」という本質を理解していることが大切ですよ。

語源

syndrome」は、古代ギリシャ語の「συνδρομή (syndromē)」に由来します。「συν (syn)」は「共に」を意味し、「δρόμος (dromos)」は「走る」や「道」を意味します。この二つの語が組み合わさり、「共に走る」や「集合」といった原義を持つようになりました。元々は症状が「共に現れる」状態を指し、現代の「一連の症状」という意味へと発展しました。