resistance
/ɹɪˈzɪstəns/
レジスタンス
抵抗、耐性「resistance」は、「抵抗」や「反抗」といった意味を持つ名詞です。物理的な抵抗だけでなく、社会や政治における反抗運動、あるいは病原菌などが薬に対して持つ「耐性」といった幅広い文脈で使われます。特に「抵抗勢力」や「反体制運動」といった人間が組織的に行う抵抗を指す場合も多く、文脈によってそのニュアンスが大きく変わる点に注意が必要です。
意味
何かに反対したり、逆らったりする行為や能力。また、抵抗する力や勢力
物理学や工学において、運動や電流の流れを妨げようとする力や性質。特に「電気抵抗」を指すことが多い
(集合的に)政治的支配や占領に反対し、戦う人々や組織。抵抗運動
例文
The company faced strong resistance from local residents over its new factory construction plan.
その会社は、新しい工場建設計画に対し、地元住民から強い抵抗に直面した。
Antibiotic resistance is a growing global health concern, making infections harder to treat.
抗生物質耐性は世界的な健康問題となっており、感染症の治療をより困難にしている。
During World War II, the French Resistance played a crucial role in undermining the occupation forces.
第二次世界大戦中、フランスのレジスタンスは占領軍を弱体化させる上で極めて重要な役割を果たした。
文化的背景
第二次世界大戦中のフランスのレジスタンス運動(La Résistance)はナチス占領への抵抗の象徴として世界に知られています。この歴史的文脈から、resistanceという語は権威への正当な抵抗というポジティブなニュアンスも持ちます。
関連語
リーディング
反対方向に立つ力 resistance(抵抗)の語源はラテン語のresistere——「反対(re)方向に立つ(sistere)」という意味です。力に押されながらも「反対方向に立ち続ける」——これがresistanceの本質的なイメージです。 物理学では抵抗(resistance)は基本概念です。電気抵抗(オームの法則)、空気抵抗、水の抵抗——自然界にはあらゆる「反対方向の力」が存在します。これらのresistanceがなければ世界は全く異なるものになります。電気抵抗がなければショートが起き、空気抵抗がなければ雨粒が地表に届く前に蒸発します。 第二次世界大戦中のフランス・レジスタンス(La Résistance)は、ナチス占領への秘密の抵抗組織です。「レジスタンス」という語は今日でも、正当な権力への抵抗というポジティブな意味を持ちます。一方、権力側からは「テロ」と見なされることも——同じresistanceへの評価は立場によって180度変わります。 医療の「抗生物質耐性(antibiotic resistance)」は21世紀最大の健康危機の一つです。細菌が薬の「抵抗力」を進化させていく——薬を開発しても細菌はresistanceを獲得する。この進化的な軍拡競争は、resistanceという概念の動的な側面を示しています。
語源
ラテン語 resistere(立ち向かう)に由来します。re-(反対に)+sistere(立つ・止まる)の複合語で、「反対方向に立つ」というのが語源的な意味です。