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quince

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/kwɪns/

マルメロ

quince(クインス)」は、バラ科の落葉樹に実る、洋ナシのような形をした果物、またはその木を指します。特に芳香が強いのが特徴で、生食には向かないため、ジャムやゼリー、コンポートといった加工品としてよく利用されます。甘酸っぱい独特の風味は、肉料理のソースなどにも使われ、料理に深みを加えることができます。

意味

名詞

バラ科の落葉低木になる、洋ナシに似た形の果実。芳香が強く、生食には向かず、ジャムやゼリー、コンポートなどに加工されることが多い。マルメロ。

名詞

その果実をつけるバラ科の落葉低木。アジア原産。

例文

My grandmother makes the most delicious quince jam every autumn from the fruits grown in her garden.

祖母は毎年秋に、庭で採れたマルメロを使って最高に美味しいジャムを作るんだ。

The restaurant's menu featured a roasted duck with quince sauce, which offered a perfect balance of sweetness and tartness.

そのレストランのメニューには、ローストダックのマルメロソース添えがあった。甘さと酸味の完璧なバランスが特徴だったよ。

We planted a quince tree in our backyard hoping to enjoy its beautiful blossoms in spring and the fragrant fruit later in the year.

春には美しい花を、後には芳香のある実を楽しめるようにと、裏庭にマルメロの木を植えたんだ。

よくある誤用

quinceとquinnを混同する人がいますが、quinceは果実・樹木で、quinnは人名です。また、quinceを生で食べることは避けるべきですが、加工すれば素晴らしい食材になることを知らない人も多くいます。正しくは「生食には向かないが、ジャムやペーストに加工すると美味しい果実」と理解することが重要です。

文化的背景

マルメロ(quince)は特にポルトガル、スペイン、中東で文化的に重要な果実です。スペインの「membrillo」やポルトガルの「marmelo」は、チーズの伝統的なペアリングであり、高級な食卓では欠かせません。英語圏ではやや馴染みが薄いかもしれませんが、ジャムやリキュールの材料として注目が高まっています。

関連語

リーディング

意外と知られていない「マルメロ」の魅力 秋の果物といえばりんごや梨を思い浮かべる人が多いですが、ヨーロッパやペルシャでは古くから「quince(マルメロ)」が愛されています。この果実の最大の特徴は、生で食べるには不向きだということです。硬く酸っぱいマルメロは、砂糖漬けやジャムに加工されることで初めて真価を発揮します。 マルメロの歴史は非常に古く、古代ギリシャにまで遡ります。実は、ギリシャ神話に登場する「黄金のりんご」はマルメロではないかとも言われているほどです。ヨーロッパへは中世に伝わり、特にスペインやポルトガルで栽培が盛んになりました。現在でも「membrillo」という名でスペイン料理に欠かせない食材となっており、濃厚なマルメロペーストはチーズの最高のペアリングとして知られています。 現代では健康志向の高まりとともに、マルメロの魅力が再認識されています。ペクチンが豊富で、砂糖を加えてジャムにするときに自然な増粘作用が働くため、化学的な増粘剤を必要としません。またその独特の香りと酸味は、様々なリキュールやコンポートの材料としても人気が出てきています。 あなたの地元で見かけることは少ないかもしれませんが、秋に海外の食材店で見つけたら、ぜひマルメロのジャム作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。手作りの黄金色のジャムは、その労力以上の価値がある、素晴らしい秋の味わいになるはずですよ。

語源

Quinceの語源は、古フランス語の「quoin」およびラテン語の「cotoneum」に遡ります。これは古代ギリシャの「kydonion」に由来し、クレタ島の都市キドニアから命名されたとされています。地中海地域で古くから栽培されてきたこの果実は、その名前とともにヨーロッパ各地へ広がっていったのです。