pilfer
/ˈpɪl.fə/
盗む, くすねる「pilfer」は少量の物や価値の低い物をこっそり盗む行為を指す動詞です。万引きやこそ泥といった軽微な窃盗を表現する際に用いられ、大々的な強盗や窃盗とは異なり、比較的カジュアルな状況で使われることが多いのが特徴です。特に職場での備品盗難や店舗での小規模な万引きなど、日常的な文脈で耳にすることがありますね。
意味
少量の物や価値の低い物をこっそり盗む。万引きやこそ泥をする。
例文
A common problem in offices is employees who pilfer supplies like pens and notepads.
オフィスでよくある問題は、ペンやメモ帳のような備品をこっそり盗む従業員です。
The security cameras caught the suspect pilfering a few items from the grocery store.
防犯カメラは、その容疑者が食料品店から数点の品物を万引きしているところを捉えた。
He was accused of pilfering confidential documents from the company server.
彼は会社のサーバーから機密文書をこっそり盗んだとして告発された。
よくある誤用
「pilfer」は「少量の物や価値の低い物をこっそり盗む」という意味合いが強いため、規模の大きな窃盗行為や価値の高い物を盗む場合には不自然です。例えば、「He pilfered a car.(彼は車をこっそり盗んだ)」と言うと違和感があります。大きなものを盗む場合は「steal」を使うのが適切で、「He stole a car.」となります。あくまで「こそ泥」や「万引き」のような軽い窃盗行為に限定して使いましょう。
関連語
リーディング
こっそり、ちょこっと。小物泥棒の英語表現『pilfer』の魅力に迫る! 皆さん、何かを「盗む」という英語表現で「steal」を思い浮かべる方がほとんどですよね。でも、実はもっと状況に合わせた、面白い表現があるのをご存知でしょうか? 今回ご紹介するのは、まさに「こっそり、ちょこっと」何かを盗むときに使う「pilfer」という単語です。 「pilfer」は、大量の物を根こそぎ盗んだり、高価な美術品を強奪したりするような大それた行為には使いません。どちらかというと、オフィスで使うペンやノート、スーパーマーケットで売られている小さなお菓子など、比較的に価値が低く、量も少ないものを「気づかれないように、ひっそりと」持ち去るような状況にぴったりなのです。 この「pilfer」という単語、実はそのルーツを辿ると、ちょっとワイルドな歴史に行き着きます。古フランス語の「pelfrer」や「pelfre」が起源とされており、これらは元々「戦利品」や「略奪品」を指していました。戦場で敵から奪い取るような、力強いニュアンスがあったわけですね。それが時代と共に、より日常的で、ちょっとユーモラス(と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが)な「小物泥棒」の意味へと変化していったのですから、言葉の変遷は本当に興味深いですね。 現代では、例えば職場で「備品をこっそり持ち帰る」ようなケースや、お店で「万引きをする」といった場面でよく耳にします。「Don't pilfer the office supplies!(オフィスの備品をくすねるな!)」なんて張り紙があったりするかもしれません。少額だからと軽く見られがちですが、やはり窃盗は窃盗。どこかコミカルな響きがある一方で、その行為自体は軽視できない、という二面性を持っているのが「pilfer」の面白いところです。 いかがでしたでしょうか。「pilfer」を知ることで、「盗む」という行為一つにも、その規模やニュアンスによって様々な表現があることがお分かりいただけたかと思います。皆さんも英語のニュースやドラマで「pilfer」に出会ったら、「あ、これは小さな窃盗のことだな」と、ぜひその背景にあるちょっとした人間模様まで想像してみてくださいね。
語源
「pilfer」の語源は、古フランス語の「pelfrer(盗む)」や「pelfre(盗品、戦利品)」にまで遡るとされています。これらの言葉は、さらにゲルマン語の要素を含んでいる可能性も指摘されており、元々は戦場で奪い取る「戦利品」といった意味合いがあったと考えられます。時を経て、その意味が「少量の物や価値の低い物をこっそり盗む」という、より軽微な窃盗行為を指すようになりました。