pan
/pæn/
パン
鍋, パンPanは、主に「フライパン」や「鍋」といった調理器具を指す名詞ですが、動詞としても様々な意味で使われる多義語です。特に、映画や製品を「酷評する」という意味や、カメラを「左右に振る」という意味で使われることが多いのが特徴です。また、「pan out」という句動詞で「うまくいく」という意味になることも覚えておくと便利です。
意味
料理などに使う、底の広い平たい容器。フライパンや鍋。
映画や製品などを酷評する、厳しく批判する。
(カメラを)左右に振って撮影する。
(砂金などを)水と混ぜて選別する。(パンニングする)
例文
Don't forget to grease the pan before you pour in the batter.
生地を流し込む前に、フライパンに油を塗るのを忘れないでね。
Critics universally panned the director's latest film, calling it uninspired and dull.
批評家たちは、監督の最新作を「創造性に欠け退屈だ」とこぞって酷評した。
The cameraman expertly panned across the breathtaking landscape, capturing every detail.
カメラマンは息をのむような風景を巧みにパンし、細部まで捉えた。
関連語
リーディング
鍋から宇宙まで pan という言葉は驚くほど多くの顔を持ちます。キッチンのフライパン、映画業界でのカメラワーク、批評の言葉、そして「すべて」を意味する接頭辞——それぞれ全く異なる語源を持ちながら、同じ綴りに収束しています。 接頭辞の Pan-(汎〜)はギリシャ語のpan(すべて)から来ています。Pan-American(汎アメリカ)、pandemic(パンデミック:pan + demos「民衆」)、panorama(パノラマ:pan + horama「見えるもの」)——これらはすべて「すべてにわたる・全体的な」というギリシャ語の遺産です。 pandemicという言葉は2020年以降、世界中で知られるようになりました。pan(すべて)+ demos(民衆)+ -ic(形容詞語尾)で、「全人類に影響する病気」を意味します。まさにパン(pan)という接頭辞の意味が体現された出来事でした。 映画の世界では "pan shot" は左右に動くカメラワークです。カメラをpanning(パンニング)することで、広大な風景や行進する群衆を一枚の画面に収めることができます。この技術は映像言語の基本で、pan という言葉が視覚的「全体把握」を可能にします。
語源
「鍋・容器」の意味は古英語 panne(鍋)から来て、ラテン語 patina(平らな皿)が語源です。接頭辞 Pan- はギリシャ語 pan(すべて)から来ており、ギリシャ神話の牧神パン(Pan)とも関連します。