other
/ˈɐðə/
他の「other」は「別の」「その他の」「他者」といった非常に多岐にわたる意味を持つ、英語の基礎中の基礎となる単語です。形容詞、代名詞、副詞として様々な文脈で使われ、単に「一つではないもの」や「異なるもの」を示すだけでなく、「残りのすべて」や「別の選択肢」といったニュアンスも表します。特に、単数形、複数形、定冠詞の有無によって意味合いが大きく変わるため、注意が必要です。
意味
他の、別の、もう一方の
他のもの・人
別の方法で
例文
We should try to understand the perspectives of other cultures, not just our own.
私たちは自分たちの文化だけでなく、他の文化の視点も理解しようと努めるべきだ。
Other than a slight headache, I feel completely fine after the vaccine.
軽い頭痛以外は、ワクチン接種後も体調は全く問題ないよ。
Some people prefer working from home, while others thrive in an office environment.
在宅勤務を好む人もいる一方で、オフィス環境でこそ本領を発揮する人もいる。
よくある誤用
「other」と「another」の使い分けはよく誤解されます。「another」は基本的に「an + other」で、「もう一つ(同じ種類の別のもの)」や「追加のもう一つ」を指すのに対し、「other」は定冠詞や複数形を伴い、「他の(複数のもの)」や「(明確な二つのうちの)もう一方」を指します。例えば、「I want another coffee」(もう一杯コーヒーが欲しい)は正しく、「I want other coffee」は誤りです。また、単数名詞を伴う場合、「other car」ではなく「the other car」や「another car」とすることが一般的です。
関連語
リーディング
「other」の奥深さに迫る!日常を彩る「別」の概念 私たちは日々の会話の中で、どれほど「other」という言葉を使っているでしょうか?「別の」「その他の」「他者」…あまりにも当たり前に使いすぎて、その奥深さに気づかないかもしれませんね。「other」は英語の基礎中の基礎でありながら、その用法は非常に多岐にわたります。 例えば、「the other day」は「先日」という意味でよく使われます。「I saw him the other day.」のように、過去の特定の「別の日」を指します。「every other day」はどうでしょう?これは「一日おきに」という意味。「I go to the gym every other day.」で、「一日休んで、次の日に行く」というリズムを表します。面白いですよね。 「other」の語源を辿ると、なんと原始インド・ヨーロッパ語にまで遡るんですよ。「*ánteros」という言葉が、ゲルマン祖語を経て古英語の「ōþer」となり、現代の「other」へと変化しました。何千年も前から、「違い」や「代替」を示すこの概念は、人々の思考の中心にあったのです。 また、「other」は「〜以外に」という意味で「other than」という形で使われたり、「他者」という意味で「others」と代名詞的に使われたりもします。「Some people like coffee, others prefer tea.」のように、グループを分けるときにも活躍します。 単に「別」というだけでなく、文脈によって「残りのすべて」や「対立するもう一方」といったニュアンスも持つのが「other」の醍醐味です。定冠詞の有無や、単数・複数によって意味合いが大きく変わるため、使い分けには少し慣れが必要かもしれません。ですが、この多面的な顔を理解することで、より正確で豊かな英語表現ができるようになります。 日常会話からビジネスシーン、さらには哲学的な議論に至るまで、「other」は様々な場面で私たちの思考を助けてくれる、まさに縁の下の力持ちのような単語なのですね。この機会に、ぜひ「other」の様々な顔を再発見してみてください。
語源
「other」のルーツは非常に古く、原始インド・ヨーロッパ語の「*ánteros」(異なる、もう一方の)にまで遡ります。これがゲルマン祖語の「*anþeraz」を経て、古英語の「ōþer」となり、「第二の」「もう一方の」といった意味で使われていました。何千年もの間、その「違い」や「代替」を示す核となる意味は変わらず、現代英語に受け継がれています。