non
/nɑn/
非, 不「non」は通常「非〜」という意味の接頭辞として広く使われますが、単独では「全く~ない」という意味の副詞として用いられることがあります。この副詞としての用法は古風であり、現代英語では「none」を用いるのが一般的です。文脈によっては非常に強い否定を表すこともあります。
意味
少しも~ない、全く~ない。古風な表現、または方言として用いられることがあります。現代英語では通常「none」を使います。
例文
She felt non the worse for her adventurous journey, despite a few scrapes.
彼女はいくつかの擦り傷はあったものの、冒険的な旅を少しも苦にしていませんでした。(古風な表現)」
The critics were non too kind in their assessment of the new play.
批評家たちは、新作劇の評価において全く容赦がありませんでした。(古風な表現)」
He was non too eager to participate in the debate, feeling unprepared.
彼は準備不足を感じ、討論に参加することに全く乗り気ではありませんでした。(古風な表現)」
よくある誤用
「non」は主に接頭辞として使われるため、単独の副詞として使うことは現代英語では稀です。例えば「I have non left.」という文は誤用ではありませんが古風な表現であり、現代では「I have none left.」とするのが自然です。また、「no」と混同して「There is non problem.」のように使うのは誤りです。正しくは「There is no problem.」となります。
関連語
リーディング
「non」って、もしかして「none」のこと?知られざる副詞としての顔 「non」と聞くと、多くの人が「非〜」という意味の接頭辞を思い浮かべるでしょう。ノンフィクション、ノンアルコール、ノンストップなど、私たちの身の回りには「non-」で始まる言葉がたくさんありますよね。しかし、実はこの「non」、単独で副詞としても使われることがあるのをご存知でしたか? 辞書をひも解くと、「少しも~ない」「全く~ない」といった意味を持つ副詞としての「non」を見つけることができます。例えば、「She felt non the worse for her adventure.」(彼女は冒険を少しも苦にしていませんでした。)といった使い方です。でも、「あれ?これって『none』じゃないの?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。その感覚は正しいのです。 実際、副詞としての「non」は、現代英語では「none」が使われるのが一般的です。「non」が単独の副詞として使われるのは、古風な表現や特定の方言に限定されることが多いのです。もともと「non」はラテン語の「non」(〜でない)に由来し、古フランス語を経て英語に入ってきました。この「non」が、後に「not one」や「no one」を意味する「none」へと変化していく過程で、一時的に「non」の形でも副詞として使われることがあった、と考えられています。まさに、言葉の歴史の片鱗を垣間見るような感覚ですね。 現代では「non」の役割は、ほとんどが接頭辞としての「non-」に集約されています。「~でない」「反対の」という意味を付加し、新しい単語を次々と生み出す力を持っています。たとえば、環境に配慮した「non-toxic」(無毒の)製品や、人間関係のトラブルを避ける「non-confrontational」(非対立的な)アプローチなど、様々な分野で活用されています。 つまり、「non」は、単独の副詞としては歴史の彼方に追いやられつつも、接頭辞としては現代英語に深く根ざし、新しい概念を表現する上で欠かせない存在として活躍し続けているのです。この小さな「non」という単語の裏には、言葉の移ろいや進化のドラマが隠されているのですね。
語源
「non」はラテン語の「non」(否定)に由来しており、「~でない」という否定の意味を持っています。この語は古フランス語を経て英語に入り、特に接頭辞として多くの単語の形成に寄与しました。単独の副詞としての「non」は、「none」の古い形、またはその短縮形として使われるようになったと考えられています。