mature
/məˈtjʊə/
成熟, 円熟「mature」は、人や動植物が十分に成長・発達した状態、または計画や思考が十分に練られ準備が整った状態を表す形容詞です。特に人が年齢に比べて精神的に大人びている様子を表現する際によく用いられ、ポジティブな意味合いで使われることが多い単語と言えるでしょう。ワインやチーズなどが時間をかけて熟成する様子にも使われます。
意味
物理的、精神的、行動的に十分に発達していること。大人になっていること。
物事が完全に準備が整った状態にあること。熟成していること。
例文
She is quite mature for her age, always handling difficult situations with grace.
彼女は年齢のわりにとても大人で、いつも難しい状況を優雅に対処する。
The company presented a mature plan for expanding into the international market.
その会社は国際市場への進出に向けた、十分に練られた計画を提示した。
This vintage wine has matured beautifully, offering a complex and rich flavor profile.
このヴィンテージワインは美しく熟成し、複雑で豊かな風味を提供している。
よくある誤用
時に、「mature」を単に「大人」という意味で使う方がいますが、この単語は年齢だけでなく、精神的な成熟度や物事の準備が整っている状態を指します。例えば、「彼はもう成熟しているから、自分の行動に責任を持つべきだ」という文脈では適切ですが、単に年齢が大人であることを指すなら「He is an adult」の方が自然です。「mature」は、年齢を超えた洞察力や落ち着き、思慮深さを伴うニュアンスを含みます。
文化的背景
英語圏では、若者が「mature」と評されることは、年齢以上に思慮深く、落ち着いていて、責任感があるというポジティブな意味合いで受け止められます。日本語の「大人びている」という表現に近いですが、「mature」はより肯定的な意味合いが強いことが多いです。また、「mature content」という表現は、映画やゲームなどで成人向けの内容(暴力、性的描写など)を指す際に使われることがあり、日常会話での「成熟した」とは少し異なる文脈で理解されています。
関連語
リーディング
「mature」ってどんな意味?大人な振る舞いから熟成ワインまで 「He is so mature for his age.」(彼は年齢のわりに本当に大人びていますね)という表現を聞いたことはありませんか?英単語「mature」は、単に「大人」という意味合いだけでなく、人や物事が時間を経て十分に成長・発達し、円熟した状態を表す、とても奥深い言葉です。 この言葉のルーツは、古代ローマ時代にまで遡ります。ラテン語の「matūrus」がその語源で、「時期尚早でない、熟した」といった意味を持っていました。特に、果物が食べごろに熟している様子を指すことが多かったようです。それが時を経て、古フランス語を経て英語に取り入れられ、現在の「十分に成長した」「円熟した」「準備が整った」といった幅広い意味を持つようになりました。 「mature」は、人の精神的な成熟度を表現する際によく使われます。年齢が若くても、思慮深く、落ち着いた行動ができる人は「mature」と評されますね。これは、単に体が成長したことを指す「adult」とは異なり、内面的な成長や経験からくる知恵、落ち着きを強調するニュアンスがあります。 また、人だけでなく、物事にも使われるのが「mature」の面白い点です。例えば、「a mature plan」(十分に練られた計画)のように、時間をかけて熟考され、準備が整った状態を表すことができます。さらに、ワインやチーズなどの食品が「熟成する」という意味でも用いられます。「This wine has matured beautifully.」(このワインは素晴らしい熟成を遂げました)といった表現も一般的ですね。 メディアコンテンツにおいては、「mature content」という特定の用法もあります。これは、成人向けの暴力的、あるいは性的な内容を含むコンテンツを指す言葉で、日常的な「成熟した」という意味合いとは少し異なりますが、「年齢的に成熟した人向け」という点では共通の根っこがあると言えるでしょう。 「mature」は、成長のプロセスを経て完成された状態、あるいは完成に近づいている状態を示す、非常にポジティブな響きを持つ単語です。年齢だけでなく、思考や計画、そして熟成される食べ物にまで及ぶその意味の広がりを知ると、この言葉への理解がより深まりますね。
語源
「mature」の語源は、ラテン語の「matūrus」に遡る。「matūrus」は「時間通りに、時期尚早でない、熟した」といった意味を持ち、特に果物が「熟している」状態を指していた。これが古フランス語を経て英語に入り、「十分に成長した」「円熟した」「熟した」といった現在の意味へと発展した。