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Last Updated: April 30, 2026Report an Error

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マック

マック

mac」は主に、防水加工されたゴム引きの長いコート、またはレインコート全般を指す名詞です。特に英国で使われることが多い言葉です。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、Apple社のコンピューター「Macintosh」の通称である「Mac」とは異なる意味合いを持ちます。

意味

名詞

防水加工されたゴム引きの長いコート。

名詞

転じて、あらゆる種類の防水コートやレインコート。

例文

I forgot my mac and got soaked in the sudden downpour.

マックを忘れてしまって、突然の土砂降りでずぶ濡れになったよ。

She always carries a lightweight mac in her bag, just in case.

彼女は万が一のために、いつも軽量のマックをバッグに入れているんだ。

The old detective wore a classic trench coat, not a simple mac.

その老刑事は、ただのマックではなくクラシックなトレンチコートを着ていた。

よくある誤用

「mac」はMacintosh(マッキントッシュ)の略として使われていますが、日本ではアップルのMacコンピュータと混同されやすいです。文脈により同じ綴りでも全く異なる意味になるため、雨具を指す場合は防水コートの文脈を明確にする必要があります。

文化的背景

イギリス英語(特にスコットランドやアイルランド)では日常的に使用される言葉で、raincoatよりも親密な響きを持ちます。一方、アメリカ英語ではraincoatやwaterproofの方が一般的です。イギリスの雨の多い気候文化を反映した、生活に根ざした単語です。

関連語

リーディング

一枚のコートが生んだ言葉 macという単語の背後には、一人のスコットランド人化学者の発明があります。Charles Macintosh(チャールズ・マッキントッシュ)は1823年、ゴムを溶剤で溶かして布に染み込ませる防水加工の技術を開発しました。これがmacintoshコートの誕生です。 当時のイギリスは雨が多く、防水性の高い衣類への需要は高まっていました。Macintoshのコートはたちまち人気を博し、彼の名前はそのままコートの名称として英語に組み込まれました。発明者の名が日常語として生き続けるというのは、言語史においても珍しいことではありません。 興味深いのは、Appleのコンピュータ「Macintosh」も同じスペルを持つことです。実はMacintoshの開発者の一人が、マッキントッシュリンゴ(品種名)のファンだったためにその名がつけられたのであり、コートとは直接の関係はありません。それでも同じ綴りが異なる文脈で使われるのは、英語の奥深さを感じさせます。 macという短縮形は今もイギリスで日常的に使われており、「雨が降りそうだからmacを持っていこう」といった表現は、現代のロンドンでも自然に聞こえます。

語源

19世紀中盤のスコットランド英語に由来します。「マッキントッシュ」という名前の発明家チャールズ・マッキントッシュが1824年にゴム引き布を発明したことに基づいています。この革新的な防水素材から作られたコートが「mac」と略称で呼ばれるようになり、現在では一般的な防水コートを指す普通名詞として使用されています。