injury
/ˈɪn.dʒə.ɹi/
負傷、傷害「injury」は、人の体への「怪我」や「負傷」といった物理的なダメージだけでなく、名誉や権利、利益などへの「侵害」や「損害」といった抽象的な意味でも使われる単語です。特にスポーツの文脈では「故障」として頻繁に登場しますね。文脈によって意味が大きく変わるため注意が必要です。
意味
人や動物の身体に対する損傷、負傷、怪我。
人の名誉、権利、財産、利益などに対する侵害や損害。
例文
The star player was sidelined for weeks due to a serious knee injury.
そのスター選手は、ひどい膝の負傷のため数週間の欠場を余儀なくされた。
Several passengers sustained minor injuries in the bus accident.
そのバス事故で、数名の乗客が軽傷を負った。
The court ruled that the defamatory article caused a significant injury to the politician's reputation.
裁判所は、その名誉毀損記事が政治家の名誉に対し重大な損害を与えたと判断した。
関連語
リーディング
「injury」は単なる「怪我」じゃない! その奥深い意味と使われ方 「injury」と聞いて、まず頭に浮かぶのはスポーツ選手が負う「怪我」や、事故による「負傷」ではないでしょうか。実際、「He suffered a serious injury.」(彼は重傷を負った。)のように、身体的なダメージを指すことが非常に多い単語ですよね。しかし、この「injury」、実はもっと幅広い意味を持っているのです。 そのルーツを辿ると、ラテン語の「injuria」に行き着きます。これは「不法行為」や「不正」を意味する言葉でした。そこから派生して、英語の「injury」も、単なる物理的な怪我だけでなく、人の名誉や権利、利益を侵害する行為や、それによって生じる「損害」や「被害」を表すことがあります。例えば、「an injury to one's reputation」(名誉毀損)や「economic injury」(経済的損害)といった使い方ですね。 このように、抽象的な損害にも使われるため、法律や経済の分野でも頻繁に登場します。例えば、契約違反による損害賠償を議論する際にも「injury」が使われたりします。単に「怪我」と訳すだけでは見落としてしまう、この多面的なニュアンスを理解しておくと、英語のニュース記事や専門書を読む際にも、より深く内容を理解できるようになりますよ。 スポーツの世界では、選手の「故障」を指す際に「injury list」(インジャリー・リスト)という言葉がよく使われます。これは、試合に出られない怪我を負った選手の一覧のことですね。また、選手が怪我から回復することを「recover from an injury」と表現します。 このように、「injury」は私たちの日常生活から、時には法律のような専門的な領域まで、さまざまな場面で顔を出す単語なのです。単なる「怪我」にとどまらない、その奥深さを知ると、英語学習がもっと楽しくなるのではないでしょうか。
語源
「injury」は、ラテン語の「injuria」に由来します。「injuria」は「in-」(〜ない)と「jus」(法、権利)が組み合わさった言葉で、「不法行為」や「不正」を意味していました。この語が古フランス語を経て英語に入り、「不当な扱い」「損害」という意味から、後に具体的な身体的な「怪我」や「負傷」の意味も持つようになりました。