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greased

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ɡriːst/

油を塗った

greased」は動詞「grease」の過去形または過去分詞で、「油を塗った」「潤滑にした」という意味が一般的です。特に、機械や調理器具に油を塗って滑りを良くする際によく使われます。スラングとしては「賄賂を贈った」という意味合いも持つため、文脈によって意味が大きく異なる点に注意が必要です。

意味

動詞(過去形・過去分詞)

機械部品や調理器具などに油や脂肪を塗って、滑らかにする。潤滑する。

動詞(過去形・過去分詞)

(俗語的に) 人に金品などを与えて便宜を図ってもらう。賄賂を贈る。買収する。

例文

He greased the gears of the old bicycle, making it ride smoothly again.

彼は古い自転車のギアに油を差し、再びスムーズに乗れるようにした。

The company was accused of having greased the palms of local officials to get the construction contract.

その会社は、建設契約を得るために地元当局者に賄賂を贈ったとして告発された。

She quickly greased the baking pan before pouring in the cake batter.

彼女はケーキ生地を流し込む前に、手早く天板に油を塗った。

リーディング

greased」は滑らかさだけじゃない?奥深いその意味と語源を探る 英単語「greased」と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?多くの方がまず、「油を塗った」とか「滑らかにした」といった、機械や調理に関する言葉を連想されるのではないでしょうか。まさにその通りで、例えば「He greased the gears.(彼がギアに油を塗った)」のように、摩擦を減らし動きを良くする目的で使われるのが最も一般的な使い方ですね。フライパンに油を塗る際にも「grease the pan」と表現します。 しかし、「greased」にはもう一つ、少しダークな側面を持つ意味があるのをご存じでしょうか。それは「賄賂を贈った」「買収した」というスラングとしての使い方です。「grease someone's palm」というイディオムは、「誰かの手のひらに油を塗る」と直訳できますが、これは相手に金銭を渡して便宜を図ってもらう、つまり袖の下を使うことを意味します。機械の動きを滑らかにするように、物事をスムーズに進めるために不正な手段を使う、といったニュアンスが込められているのです。 この言葉の語源をたどると、古フランス語の「graisse」、つまり「動物の脂肪」に由来します。昔から動物の脂肪は潤滑剤として、あるいは燃料として重宝されてきました。この「脂肪」が、やがて「油を塗る」という動詞の意味になり、さらに人間関係やビジネスにおいて「物事を円滑に進める」ための金銭、という比喩的な意味へと発展していったのですね。言葉の意味が、時代と共にいかに多層的に変化していくかを示す好例と言えるでしょう。 このように、「greased」一つとっても、その背景には人々の生活や文化が色濃く反映されています。日常的な潤滑から、時に社会の裏側で使われる買収まで、文脈によって全く異なる表情を見せるこの単語の奥深さを感じていただけたでしょうか。英語学習の際には、単語が持つ多様な意味や文化的な背景にも目を向けてみると、さらに面白さが増すかもしれませんね。

語源

grease」の語源は、古フランス語の「graisse(動物の脂肪)」に遡ります。これが中英語で「grece」となり、現在の「grease」へと変化しました。元々は動物の脂肪や油を指す言葉でしたが、そこから「油を塗る」という動詞の意味が生まれ、さらに「物事をスムーズにする」という比喩から「賄賂を贈る」というスラング的な用法も定着しました。