desire
/dɪˈzaɪə/
欲望「desire」は、「〜が欲しい」「〜をしたい」という気持ちを、より強く、そしてフォーマルに表現する際に使われる単語です。単なる「want」や「wish」よりも深い切望や願望を含み、しばしば達成が難しいもの、あるいは禁じられているものに対する強い思いを表すことがあります。特に、恋愛感情や性的な欲求を指す場合にも用いられるため、文脈によっては非常に強いニュアンスを持つことを理解しておくと良いでしょう。
意味
何かを強く願う気持ち、願望、欲求。
特に恋愛や性的な方面における、人や物事に対する強い魅力や渇望。
〜を強く望む、切望する。
〜に懇願する、要求する。
例文
She harbored a secret desire to travel the world and write a novel.
彼女は世界を旅して小説を書きたいという密かな願望を抱いていた。
The director's desire for perfection was evident in every frame of the film.
完璧を求める監督の願望は、映画のあらゆるフレームに現れていた。
Many people desire a balanced life, combining career success with personal well-being.
多くの人が、キャリアの成功と個人の幸福を両立させたバランスの取れた生活を望んでいます。
文化的背景
「desire」は、日本語の「欲求」や「願望」に相当しますが、英語圏では特に恋愛や性的な文脈で使われる際に、より直接的で強い感情を表すことがあります。そのため、日本語話者が「〜が欲しい」という軽い気持ちで「I desire...」と言うと、相手に「そこまで強く望んでいるのか」と受け取られたり、文脈によっては不自然に聞こえたりする可能性があります。日常会話では「I want...」や「I'd like...」を使う方が無難な場面も多く、ビジネスや詩的な表現、あるいは切迫した状況で用いると、その言葉の持つ重みが伝わりやすくなります。
関連語
リーディング
「desire」の奥深い世界:星に願う気持ちから強い渇望まで 皆さんは「desire」という言葉を聞いて、どんなイメージを抱きますか?「願望」や「欲求」と訳されることが多いこの単語ですが、実はその背後には、ただ「欲しい」という以上の深い感情が隠されています。 語源を辿ると、「desire」はラテン語の「desiderare」に由来します。この言葉は、「de-」(〜から離れて)と「sidus」(星)という要素から成り立っているとされ、「星の光から目を離し、遠いものを思う」あるいは「星が導くものを待つ」といった意味合いがあったと言われているのです。夜空の星に、手の届かないものへの憧れや願いを託すような、ロマンチックでどこか切ない響きを感じませんか?この語源を知ると、「desire」が単なる物欲ではなく、もっと根源的で、時に叶わないものへの切なる思いをも含んでいることが分かりますね。 現代英語では、「desire」は「want」や「wish」よりも強い切望や願望を表します。例えば、「I want a new car.」は単に「新しい車が欲しい」ですが、「I desire a deeper meaning in life.」となると、「人生にもっと深い意味を見出したいと切望している」という、魂のこもった願いが伝わってきます。また、ロマンチックな文脈や性的な欲求を直接的に表す際にも使われるため、その言葉選びには注意が必要です。 しかし、その強さゆえに、この単語は文学や詩、スピーチなどで人の心に訴えかける力を持っています。シェイクスピアの時代から現代に至るまで、人類の普遍的な感情としての「desire」は、多くの作品でテーマとなってきました。例えば、成功への渇望、愛する人への情熱、自由への希求など、私たちの人生を突き動かす原動力となる感情を表現するのに、これほど適した言葉はないかもしれません。 日常会話で使うには少しフォーマルすぎるかもしれませんが、その奥深い意味合いを知ることで、英語表現の幅がぐっと広がるはずです。次に「desire」という言葉に出会ったら、ぜひその背景にある星への願いや、人間の根源的な渇望に思いを馳せてみてください。
語源
「desire」の語源は、ラテン語の「desiderare」に遡ります。これは「〜を強く求める、切望する」という意味で、さらに「de-」(〜から離れて)と「sidus」(星)に分解されると考えられています。つまり、もともとは「星から離れていくものを嘆く」あるいは「星が示すものを待つ」といったニュアンスから、「(手の届かないものを)切望する」という意味に発展したと言われています。その後、古フランス語の「desir」を経て英語に入り、現在の意味に至りました。