deplorable
/dɪˈplɔːɹəbəɫ/
嘆かわしいdeplorableは「嘆かわしい」「非難に値するほどひどい」といった、非常に強い否定的な感情を伴う形容詞です。道徳的に許しがたい状況や行動、または極めて悪い状態を表す際に用いられます。この単語を使うことで、話し手の強い憤りや悲しみが相手に伝わることでしょう。
意味
道徳的に非常にひどく、非難に値する。また、憐れむべきほど嘆かわしい。
嘆かわしい行為や状況。特に、政治的文脈で批判の対象となる人々や事柄。
例文
The deplorable living conditions in some parts of the city demand immediate action from the authorities.
市の一部における嘆かわしい生活環境は、当局による即座の行動を求めている。
His utterly deplorable behavior at the conference drew widespread criticism and damaged his reputation.
会議での彼の全くもって非難されるべき行動は、広範な批判を呼び、その評判を傷つけた。
Despite the deplorable state of the economy, many citizens remain hopeful for a brighter future.
経済の嘆かわしい状況にもかかわらず、多くの市民はより明るい未来に希望を抱いている。
文化的背景
2016年のアメリカ大統領選挙中、ヒラリー・クリントン候補がドナルド・トランプ候補の支持者の半数を「嘆かわしい人々(a basket of deplorables)」と評したことで、この言葉は政治的な文脈で大きな注目を集めました。この発言は、分断された社会状況を象徴する言葉として、現在でもしばしば引用され、アメリカ政治史における重要なフレーズの一つとして記憶されています。
関連語
リーディング
「deplorable」が持つ「嘆き」と「非難」の二面性 英語の「deplorable」という言葉は、聞く人の心に重く響く力を持っていますね。この単語は、「嘆かわしい」「非難に値するほどひどい」といった、非常に強い否定的な感情を表現する際に用いられます。単に「悪い」というだけでなく、道徳的な観点から許しがたい、または深く悲しむべき状況や行動に対して使われるのが特徴です。 その語源をたどると、ラテン語の「deplorare」に由来し、「嘆き悲しむ、泣き叫ぶ」という意味がありました。つまり、もともとは「哀れみや同情を誘うほど嘆く価値がある」というニュアンスが強かったのです。それが時を経て、古フランス語から英語へと受け継がれる中で、「非難されるべき、非常に悪い」という、より強い断罪や憤りの意味合いを帯びるようになりました。この変化は、言葉が社会の価値観や道徳観をどのように反映し、変化していくかを示す良い例と言えるでしょう。 「deplorable」という単語が現代社会で特に注目されたのは、2016年のアメリカ大統領選挙における出来事でした。ヒラリー・クリントン候補がドナルド・トランプ候補の支持者の一部を「嘆かわしい人々(a basket of deplorables)」と表現したことで、この言葉は一躍、政治的な分断とアイデンティティを巡る議論の象徴となりました。この発言は、多くの人々の心に残り、単語の持つ重みを改めて認識させるきっかけとなったのです。 このように、「deplorable」は単なる事実を述べるだけでなく、話し手の強い感情や道徳的な判断を込めて使われる言葉です。状況の深刻さや、その行為に対する話し手の強い不快感、憤りを伝えたいときに、この言葉は非常に効果的ですね。
語源
deplorableは、ラテン語の「deplorare」(嘆き悲しむ、泣き叫ぶ)に由来します。それが古フランス語の「déplorer」を経て、16世紀には英語の「deplore」(嘆く)となり、その形容詞形としてdeplorableが生まれました。当初は「嘆く価値がある、哀れむべき」という意味合いが主でしたが、次第に「非難されるべき、非常に悪い」という道徳的な意味合いを強く持つようになりました。