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crisis

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ˈkɹaɪsɪs/

クライシス

危機

crisis」は、政治・経済・社会・個人的な状況において、重大で不安定な局面や転換点を指す言葉です。特に、状況が急速に悪化したり、劇的な変化が差し迫っていたりする緊急性の高い状態を表します。単なる問題ではなく、決断や行動を迫られる決定的な状況である点が特徴的です。

意味

noun

危機、重大局面

例文

The world is facing a climate crisis that demands immediate action.

世界は即座の行動を要する気候危機に直面している。

She experienced a personal crisis after losing her job and had to re-evaluate her life goals.

彼女は仕事を失って個人的な危機を経験し、人生の目標を見直す必要があった。

The company managed to avert a financial crisis through drastic restructuring.

その企業は大胆な再編によって金融危機を回避することができた。

よくある誤用

「crisis」は「重大な危機的状況」を意味するため、単なる「問題 (problem)」や「困難 (difficulty)」と混同して使うと、大げさな印象を与えてしまうことがあります。「ちょっとした問題がある」という文脈で "I have a crisis." と言うのは不自然です。本当に緊急で、何か決断が迫られているような状況でのみ使うのが適切です。

文化的背景

「crisis」という言葉は、英語圏では日本語の「危機」と同様に非常に重いニュアンスを持ちます。個人レベルの精神的な「危機」(midlife crisis: 中年の危機)から、国際的な政治・経済の「危機」まで幅広く使われますが、いずれの場合も「転換点」や「決定的な局面」という切迫感を伴います。安易に使うと、状況の深刻さを過剰に表現してしまう可能性があるので注意が必要です。

リーディング

「クライシス」が示す「決断の時」 こんにちは! 今日は「危機」を意味する「crisis」という単語について掘り下げてみましょう。「クライシス」というカタカナ語も耳にする機会が増えましたね。 この「crisis」という言葉、単なる「困ったこと」とは一線を画します。英語の定義にもあるように、「決定的、あるいは重大な局面」「転換点」という意味合いが非常に強いのです。例えば、経済的な危機、環境危機、あるいは個人的な人生の危機など、その状況をどう乗り越えるか、どんな決断を下すかが今後の運命を左右するような、非常に切迫した状態を指します。 語源をたどると、さらに興味深い事実が見えてきます。「crisis」は古代ギリシャ語の「krisis」から来ており、これは「判断」や「決定」を意味していました。特に、病気の治療において病状が好転するか悪化するかの「決定的な分岐点」を指す言葉だったのです。病人の運命がまさにその一点にかかっている、そんな緊迫した状況を表す言葉だったのですね。この医療分野での「転換点」という原義が、時を経て現代の「危機」という広範な意味へと発展していったのは、とても示唆に富んでいると思いませんか? 現代社会では、「climate crisis(気候危機)」「economic crisis(経済危機)」のように、私たちの生活や地球全体に影響を及ぼすような大きな問題に対して使われることが非常に多いです。これらの危機は、私たち一人ひとりの行動や社会全体の意思決定によって、未来が大きく変わる可能性を秘めています。 また、個人的な文脈でも使われます。「midlife crisis(中年の危機)」のように、人生の途中で自分の生き方や価値観を見つめ直すような、心境の変化を伴う重要な時期を指すこともあります。 「crisis」は、私たちが困難に直面した際に、それを単なる問題として片付けず、「今こそ決断し、行動を起こす時である」という強いメッセージを内包している言葉だと言えるでしょう。この言葉が持つ「決断の時」というニュアンスを理解することで、英語表現の奥行きがさらに深まることと思います。ぜひ、皆さんの日々の英語学習に役立ててくださいね。

語源

crisis」は、古代ギリシャ語の「krisis」に由来します。これは「判断、決定」という意味を持ち、特に病気の診断における「転換点」や「病状の決定的局面」を指す医療用語として使われていました。ラテン語を経て英語に入り、その「決定的な転換点」という原義が、現在の「危機」という意味へと発展しました。