wide
/wɑed/
物理的な空間の広がりだけでなく、範囲や程度の大きさ、あるいは状態の完全性を表現する際に使われます。日本語の広いに近い概念ですが、文脈によって幅広いや大きく開いたなど、訳し分ける必要があります。
空間と範囲の使い分け
物理的な幅がある場合は wide を使いますが、面積が広い(広大な)場合は broad や spacious が好まれることがあります。また、知識や経験などの抽象的な範囲が広い場合には broad と言い換えが可能ですが、wide も同様に多岐にわたるという意味で頻繁に用いられます。
a wide street(幅の広い通り)
a wide range of topics(幅広い話題)
状態の強調としての用法
目や口などが完全に開いている状態を指す際にも wide が使われます。この場合、単にサイズが大きいことではなく、最大限に開いたという程度を強調しています。日本語では見開くや大きく開くと訳すのが自然です。
eyes wide open(目を大きく見開いて)
注意すべき表現wide of the mark という慣用句があり、これは的を外れたや見当違いなという意味になります。物理的な距離の離れ具合を比喩的に表現しているため、単に広いと訳すと意味が通じません。
意味
例文
コロケーション・複合語
wide open
完全に開いており、遮るものがない状態
ドアが大きく開いていた。
wide range
多種多様なものの広範な集まり
私たちは幅広い製品を提供している。
wide awake
完全に目が覚めていて、意識がはっきりしている状態
彼は夜遅い時間だったが、目はぱっちりと開いていた。
wide world
地球上のあらゆる場所とそこに住むすべての人々
彼女は広い世界を見てみたいと思っていた。
wide screen
高さよりも幅が広い画面で、通常映画に使用されるもの
その映画はワイドスクリーンで撮影された。
イディオム・ことわざ
wide awake
完全に目が覚めていて、意識がはっきりしている状態
ダブルエスプレッソを飲んだ後、彼は午前3時に完全に目が覚めていた。
wide of the mark
不正確であるか、的外れなこと
プロジェクト費用の初期見積もりは、大きく外れていた。
far and wide
広範囲にわたって、または遠方から至るまで
日食を目撃するために、人々が遠方から至るまでやってきた。
wide open
完全に開かれているか、結果が決まっていない状態
選手権の優勝争いは、まだ誰にでもチャンスがある状態だ。
文化的背景
語源
wideという単語は、古英語のwīdに由来し、それはさらに原ゲルマン語の*wīdazから派生しています。英語における歴史を通じて、一貫して幅が広い、広々とした、または空間的に拡張したという意味を持っており、ドイツ語のweitやオランダ語のwijdなど、他のゲルマン語派の言語にも関連する単語が見られます。時間の経過とともにその用法は比喩的に拡大し、幅広い範囲や幅広い支持といった抽象的な概念を含むようになりました。