remove
removeは、ある場所から何かを移動させることや、不要なものを取り除くという核心的な意味を持つ動詞です。日本語では文脈によって脱ぐ 削除する 解任するなど非常に幅広い訳語が当てられますが、共通しているのは元の位置や状態から切り離すという概念です。
文脈による使い分けとニュアンス
物理的な物体を動かす場合は取り除くやどかすとなりますが、衣服に関しては take off と同様に脱ぐという意味で使われます。ただし、remove の方がよりフォーマルな響きがあり、案内表示などで靴を脱いでくださいと指示する場合によく用いられます。
デジタルデータやリストなどの文脈では削除するとなります。また、役職や地位にある人をその座から引きずり下ろす場合には解任するや免職にするという強い意味になります。
類義語との違いdelete と remove はどちらも削除すると訳されますが、ニュアンスが異なります。delete はデータそのものを完全に消去してなくしてしまう(抹消する)感覚が強いのに対し、remove はある場所から取り出して別の場所へ移す、あるいは単にそこから排除するという移動・除去の感覚が含まれます。
❌ delete the shoes(靴を消去する:不自然)
✅ remove the shoes(靴を脱ぐ/取り除く)
delete a file(ファイルを完全に消去する)
remove a file from a folder(フォルダからファイルを出す/移動させる)
文法的な注意点
他動詞であるため、必ず remove something(何かを取り除く)という形で目的語を伴います。受動態で be removed となると、取り除かれる 削除されるという意味になります。
意味
特定の場所や位置から何かを移動させること
誰かを職務や役職、官職から免職させること