disclaimer
disclaimerは、主に法的な責任を回避したり、誤解を防いだりするためにあらかじめ提示される免責事項や否認声明を指します。日本語では文脈によって訳し分けられますが、共通しているのは私は(または私たちは)この件に関して責任を負いませんという意思表示である点です。
文脈による意味の使い分け
ビジネスやウェブサイトの利用規約などで使われる場合は、主に免責事項と訳されます。例えば、提供する情報の正確性を保証しないことや、それを利用して発生した損害について責任を負わないことを明記する場合です。一方で、政治的な文脈や個人の発言において、その主張には同意していないあるいは関与していないことを公式に表明する場合は、否認声明という訳が適切になります。
免責事項の例: This product is sold as is, and the manufacturer provides no disclaimer of warranty.(この製品は現状有姿で販売されており、製造者は保証の免責事項を提示していません。)
否認声明の例: The spokesperson issued a strong disclaimer regarding the leaked memo.(広報担当者は、流出したメモに関して強い否認声明を出しました。)
注意すべき混同と表現
日本語でクレームと言うと、顧客からの不満や苦情を指しますが、英語の claim は権利の主張や請求を意味します。disclaimer はこの claim(主張・請求)を dis-(否定・除去)するもの、つまり責任の請求を拒否する声明であるという構造を理解すると、記憶しやすくなります。
また、単に断り書きと訳されることもありますが、法的な拘束力を持たせたい場面では、より厳格な免責事項という言葉を使うのが一般的です。文法的には可算名詞であるため、単数では a disclaimer、複数では disclaimers となります。
意味
法的に認められた合意において、当事者が行使および強制できる権利と義務の範囲を特定または制限することを目的とした声明
責任の正式な否認、または特定の主張や行動に関与していないことを示す声明
The politician issued a disclaimer regarding the controversial comments made by his campaign manager.