depolarization
脱極性化 / 脱分極 / 非分極化
名詞
複数形: depolarizations
depolarizationは、使用される分野によって意味が大きく異なります。化学や物理学の文脈では、物質が持っていた電気的な極性を失わせるプロセスを指しますが、生物学や医学の文脈では、細胞膜の電位変化という非常に特定の生理現象を指します。また、近年では社会科学の分野で、対立する二極化した意見を和らげるという比喩的な意味でも用いられます。
分野別の意味の使い分け
生物学・医学:神経細胞や筋細胞において、静止膜電位が正の方向へ変化することを指します。これは信号伝達の基礎となる現象であり、日本語では一般的に脱分極と訳されます。
化学・物理学:分子や系から極性を除去することを指し、脱極性化と訳されます。これは物質の化学的性質を変化させる操作を意味します。
社会科学:政治的な分断や社会的な対立(ポラライゼーション)を解消し、中道的な合意形成を目指すプロセスを指し、非分極化と訳されます。
類義語との概念的な違いpolarization(分極化・極性化)が分かれることや極性が生じることを意味するのに対し、depolarizationはその逆のプロセス、つまり解消することや元に戻ることを強調します。社会的な文脈では、単に意見が分かれていない状態ではなく、意図的に分断を解消しようとする能動的な動きが含まれることが多いのが特徴です。
意味
名詞脱分極
細胞膜電位がより正の値に変化すること。通常、ニューロンや筋細胞における活動電位の発生時に起こる