deadpan
無表情な / 淡々と / 無表情な演技
形容詞副詞名詞
deadpanは、単に感情がないということではなく、あえて感情を押し殺すことで、周囲に冗談や皮肉であることを悟らせないようにする、計算された無表情さを指します。特にコメディの文脈で使われることが多く、話し手が真剣な顔をしていればいるほど、そのギャップによって笑いが生まれるという効果を狙った表現です。
ユーモアとしての機能
この言葉の核心は、意図的な抑制にあります。例えば、誰が見ても明らかな冗談を、全く表情を変えずに淡々と語ることで、聞き手に本気なのか、それとも冗談なのかという混乱を与え、その不条理さから笑いを誘発します。そのため、単なる冷淡さや不機嫌さとは異なり、エンターテインメントとしての知的な遊び心が含まれたニュアンスになります。
類義語との使い分けexpressionlessやblankも無表情なと訳されますが、これらは単に感情が見えない状態や、呆然としている様子を客観的に描写する言葉です。一方でdeadpanは、笑いを取るための戦略的な演技やスタイルを指すため、文脈によって無表情な演技という専門的な意味合いで使われます。また、dry(ドライなユーモア)とも近い関係にありますが、dryが皮肉な内容や言い回しに重点を置くのに対し、deadpanは視覚的な表情や声のトーンといった届け方の無機質さに重点を置いています。