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caspofungin

カスポファンギン
名詞

caspofunginは、真菌の細胞壁に不可欠な成分であるベータグルカンの合成を特異的に阻害するエキノキャンディン系抗真菌薬です。従来の抗真菌薬とは作用機序が異なるため、他の薬剤に耐性を持つ真菌に対しても有効である場合があり、特に重症の全身性真菌感染症の治療において重要な役割を果たします。

適応症と臨床的特徴

主にカンジダ属やアスペルギルス属による侵襲性感染症に使用されます。細胞壁の合成を阻害することで真菌を死滅させるため、殺真菌的な作用を持ちます。また、副作用が比較的少なく、他の抗真菌薬(例えばアムホテリシンなど)と比較して腎毒性が低いことが臨床上の大きな利点となっています。

投与上の注意点

この薬剤は静脈内投与のみで提供され、経口投与はできません。投与にあたっては、患者の腎機能や肝機能の状態を確認し、適切な用量を設定することが不可欠です。また、他の薬剤との相互作用については限定的ですが、併用薬がある場合は慎重なモニタリングが推奨されます。

意味

名詞カスポファンギン

真菌の細胞壁におけるベータグルカンの合成を阻害することにより、特にカンジダ属やアスペルギルス属による全身性真菌感染症を治療するために使用されるエキノキャンディン系抗真菌薬であること

The patient was administered caspofungin to treat a severe invasive candidiasis infection.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する