biomaterial
生体材料 / バイオ素材
名詞
複数形: biomaterials
biomaterialは、文脈によって生体材料とバイオ素材という二つの大きく異なる意味で使い分けられます。前者は主に医療や生物医学の分野で、人体に組み込むための材料を指し、後者は環境負荷を減らすための産業用素材を指します。
医療分野における生体材料
医療的な文脈で使われる場合、biomaterialは生体材料と訳されます。これは、人体に拒絶反応を起こさず、組織や細胞と調和して機能する物質を指します。例えば、人工関節や心臓弁、歯科用インプラントなどがこれに該当します。この文脈では、材料の生体適合性が最も重要な要素となります。
産業分野におけるバイオ素材
一方で、環境保護や持続可能な開発の文脈では、バイオ素材として扱われます。これは、石油由来のプラスチックに代わり、植物や微生物などの生物資源から作られた有機材料を指します。例えば、トウモロコシから作られる生分解性プラスチックや、キノコの菌糸体を利用した梱包材などが挙げられます。ここでは、医療的な機能よりも生物由来であることや分解可能性に重点が置かれます。