retrospection
retrospectionは、単に過去を思い出すことではなく、意識的に過去の出来事や状況を振り返り、分析したり検討したりするという知的で内省的なプロセスを指します。日本語の回想に近い意味ですが、より形式的で、しばしば心理学的な分析や自己反省の文脈で用いられる傾向があります。
類義語との使い分けretrospectionは、recollectionやmemoryとはニュアンスが異なります。recollectionが単に記憶を呼び起こすという行為に焦点を当てるのに対し、retrospectionはなぜそうなったのかという視点を持って過去を検証する姿勢が含まれます。また、reflection(熟考・省察)と非常に近い意味を持ちますが、retrospectionは特に時間的な遡及(過去へ戻ること)という側面に重点が置かれています。
recollection:記憶の想起。例えば、子供時代の出来事を思い出す場合などに使われます。
retrospection:過去の分析的な振り返り。例えば、人生の転機を回想して教訓を得る場合などに使われます。
注意すべき表現と文脈
この単語は名詞として使われますが、形容詞形のretrospective(回顧的な)の方が日常的に、あるいは芸術分野(回顧展など)で頻繁に使用されます。学習者が注意すべき点は、単なる思い出話を指してretrospectionを使うと、文脈によっては過度に形式的で、深刻な分析を行っているような印象を与えてしまうことです。
友人との気軽な思い出話に retrospection を使うのは不自然です。
心理療法や自叙伝の執筆、あるいは組織の過去の戦略を検証する際など、目的を持った回想に最適です。
意味
過去の出来事や状況を振り返ったり、検討したりすること
Her late-life retrospection allowed her to make peace with her childhood mistakes.
晩年の回想によって、彼女は子供時代の過ちと折り合いをつけることができた。