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nitrile

ニトリルゴム / ニトリル
名詞
複数形: nitriles

化学的定義と工業的用途の区別

nitrile という単語は、文脈によって化学的な官能基を指す場合と、特定の合成ゴム素材を指す場合の二つの主要な意味を持ちます。化学の専門的な文脈では、シアノ基(炭素と窒素の三重結合)を持つ有機化合物の総称として使われます。一方で、日常的な工業製品や医療現場で使われる場合は、多くの場合 nitrile rubber(ニトリルゴム)の略称として機能しています。

特に、使い捨ての手袋などでニトリル製と言及される場合は、後者の合成ゴムを指しており、天然ゴム(ラテックス)に比べて耐油性が高く、ゴムアレルギーを引き起こしにくいという特性を強調して使われます。

日本語における表記の注意点

日本語では、化学物質としての nitrile も、合成ゴムとしての nitrile rubber も、どちらもカタカナでニトリルと表記されるため、文脈による判断が必要です。例えば、ニトリル手袋と言えばそれは素材としてのニトリルゴムを指しますが、ニトリルの合成と言えば化学的な化合物としてのニトリルを指します。

素材としての例: nitrile gloves(ニトリル手袋)
化合物としての例: acrylonitrile(アクリロニトリル)

専門的な使い分け

学術的な論文や技術仕様書では、混同を避けるために nitrile 単体ではなく、nitrile rubbernitrile compound のように具体的に記述することが一般的です。また、nitrilecyano- という接頭辞を持つ化合物と密接に関連しており、英語の化学命名法においてこれらがどのように使い分けられているかを理解することが重要です。

意味

名詞ニトリルゴム

アクリロニトリルとブタジエンから製造される合成ゴム共重合体で、耐油性と耐化学薬品性に優れている

The technician wore nitrile gloves to protect against hazardous solvents.

技術者は有害な溶剤から保護するためにニトリル手袋を着用した。

名詞ニトリル

炭素原子と窒素原子が三重結合したシアノ基を含むあらゆる有機化合物

The synthesis of the pharmaceutical intermediate required the use of a specific nitrile.

医薬品中間体の合成には、特定のニトリルの使用が必要であった。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error