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monovalent

一価の / 単価の
形容詞

monovalentは、化学と免疫学という全く異なる二つの専門分野で使用される用語です。化学の文脈では、原子やイオンが形成できる結合の数(原子価)が一つであることを指し、免疫学の文脈では、ワクチンなどが単一の抗原決定基のみを標的としている状態を指します。どちらの場合も単一のという核心的な意味を持っていますが、適用される対象が異なるため、文脈による判断が不可欠です。

化学と免疫学における使い分け

化学分野では、monovalentは結合能力の制限を意味します。例えば、ナトリウムや塩素のように一つの結合しか作れない元素の状態を記述する際に用いられます。一方で、医学や生物学の分野では、特にワクチンの種類を説明する際に頻出します。monovalentワクチンは一つの株や抗原のみに反応しますが、対照的に複数の株に対応するものはmultivalent(多価の)と呼ばれます。

日本語訳における注意点

日本語では、化学的な文脈では一価の、免疫学的な文脈では単価のと訳し分けるのが一般的です。カタカナでモノバレントと表記されることもありますが、専門的な文書では漢字による訳語が優先されます。特に単価という言葉は、日常会話では商品の値段(unit price)を指すため、科学的な文脈であることを明確に意識して使用する必要があります。

意味

形容詞一価の

原子価が1であり、その原子やイオンが1つの化学結合しか形成できない状態

形容詞単価の

単一の抗原決定基を持ち、一種の抗体によってのみ認識される状態

The researchers developed a monovalent vaccine targeting a single strain of the virus.

関連語

最終更新日: May 2026誤りを報告する