frigate
frigateは、時代によって指し示す艦艇の種類が大きく異なります。歴史的な文脈では、帆走時代の高速軍艦であるフリゲート船を指しますが、現代の海軍用語では、ミサイルや対潜兵器を搭載した多目的護衛艦であるフリゲート艦を指します。どちらも高速で機動力があるという共通点がありますが、構造や役割は全く異なります。
現代の艦艇と歴史的な船舶の区別
現代の海軍におけるfrigateは、destroyer(駆逐艦)よりもやや小型で、主に船団の護衛や哨戒任務に特化した艦艇を指します。一方で、歴史的なfrigateは、当時の主力艦であったship of the line(戦列艦)よりも小型で速く、単独での偵察や通商破壊に用いられた帆船のことです。翻訳の際は、文脈が現代の軍事的なものか、あるいは大航海時代などの歴史的なものかを見極める必要があります。
日本語における表現の注意点
日本語では、現代の艦艇をフリゲート艦、歴史的な帆船をフリゲート船と書き分けることで、読者が混乱せずに理解できるようになります。また、日本の海上自衛隊では同様の役割を持つ艦艇を護衛艦と呼ぶため、文脈によってはfrigateを単に護衛艦と訳す方が自然な場合があります。しかし、国際的な艦種区分を明確にしたい場合は、そのままフリゲート艦と表記するのが適切です。
意味
巡洋艦より小さくコルベットより大きい高速の海軍艦艇で、通常は護衛や哨戒に使用されること
The frigate was deployed to protect the convoy from submarine attacks.
潜水艦による攻撃から船団を保護するため、フリゲート艦が配備された。
3本の帆柱を持ち、横帆を装備し、通常は1層の砲甲板を持つ歴史的な帆装軍艦のこと
The colonial harbor was filled with the towering masts of the British frigate.
植民地の港は、イギリスのフリゲート船の高くそびえる帆柱で埋め尽くされていた。