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continuo

コンティヌオ
[C/U] 両方
複数形: continuos

音楽的な文脈において、continuoは主にバロック時代の音楽に見られる通奏低音を指します。これは単なる低音パートではなく、楽曲全体の和声的な骨組みを支える役割を担っています。通常、チェロやファゴットなどの低音楽器が旋律線を弾き、チェンバロやオルガンなどの鍵盤楽器がその上に和音を付け加えることで、楽曲に厚みと安定感を与えます。

演奏形態と役割

この手法の最大の特徴は、演奏者が楽譜に記された数字(数字付き低音)を基に、即興的に和音を構成して演奏することにあります。そのため、continuoは固定された旋律というよりも、楽曲の調性とリズムを制御するエンジンのような役割を果たします。現代のジャズにおけるベースとピアノの役割に近い概念であると考えると理解しやすいでしょう。

用語の使い分けと注意点

音楽理論や歴史的な文脈では、basso continuoというフル形式で呼ばれることが多いですが、専門的な会話や楽譜の指示では簡略化してcontinuoと表記されます。日本語ではコンティヌオとカタカナで表記されることもありますが、音楽用語としては通奏低音と訳すのが一般的で最も正確です。

正しい用法: The harpsichord provides the continuo for the sonata.(チェンバロがソナタの通奏低音を提供している。)
混同しやすい点: 単なる低音パートである bass line とは異なります。bass line は単一の旋律線を指しますが、continuo はその低音線に基づいた和声的な伴奏全体を含む概念です。

Countable when referring to a specific part written for the instrument (the continuo part). Uncountable when referring to the general musical practice or style of continuous accompaniment.

意味

名詞コンティヌオ

楽曲の和声的な基礎を築くために、鍵盤楽器と低音楽器によって演奏される継続的な低音線

The cellist provided the basso continuo for the baroque ensemble.

チェリストがバロックアンサンブルのために通奏低音を提供した。

関連語

Last Updated: May 26, 2026Report an Error