commoner
commonerは、歴史的な階級社会において、王族や貴族などの特権階級に属さない一般の人々を指す言葉です。現代の文脈では、単に一般市民という意味で使われることもありますが、基本的には特権を持たない側という対比構造が含まれています。
日本語では平民や庶民と訳されますが、文脈によって使い分ける必要があります。例えば、歴史的な身分制度について語る際は平民が適切であり、政治的な制度(イギリスの庶民院など)に関連する場合は庶民という言葉が使われます。
類義語との使い分けcommonerは、社会的な地位や血統に基づいた区分を強調します。一方で、citizenは法的な権利を持つ市民を指し、civilianは軍人や警察官ではない民間人を指します。これらはすべて日本語では一般の人と訳されることがありますが、英語では明確に区別されます。commonerは貴族ではない人を指し、血統や階級の対比に重点を置きます。citizenは国籍を持つ権利主体として国家や法律との対比で用いられ、civilianは非軍人として軍事や治安組織との対比で用いられます。
注意すべき表現
この単語を現代の日常会話で使う場合、相手によっては自分は特権階級ではないという自虐的なニュアンスや、逆に相手をただの一般人だと見下すような響きが含まれる可能性があります。そのため、単に普通の人と言いたい場合は ordinary person や average person を使うのが一般的で安全です。
不適切な例として、He is just a commoner. と言うと彼はただの平民だという身分差別的な響きが生じます。自然な表現としては、He is just an ordinary person. とすることで彼はただの普通の人だという意味になります。
意味
貴族や王族に属さない人
The young commoner married into the royal family, causing a scandal at court.
その若い平民が王室に嫁いだことで、宮廷でスキャンダルが起きた。
議院内閣制における庶民院の議員
The elected commoner debated the new tax laws with the peers in the upper house.
選出された庶民院議員が、上院の貴族たちと新しい税法について討論した。