codicil
遺言補足書
名詞
複数形: codicils
codicilは、すでに作成済みの遺言書(will)の内容を一部変更したり、新しい条項を追加したりするための法的文書である遺言補足書を指します。遺言書全体を最初から書き直す手間を省きつつ、法的な効力を持たせて修正を行うための手段として用いられます。
法的な性質と運用
この文書は単独で存在するのではなく、必ず元の遺言書に付随して機能します。例えば、新しい家族が増えた場合や、特定の資産の配分を変更したい場合に、元の遺言書を破棄せずにcodicilを作成することで、効率的に内容を更新できます。実務上は、元の遺言書と同様に署名や証人の立ち会いなどの厳格な法的要件を満たす必要があります。
類義語との使い分けamendment(修正)という言葉も一般的に使われますが、codicilは特に遺言という特定の法的文脈に特化した専門用語です。一般的な契約書の修正にはamendmentを用い、遺言書の補足にはcodicilを用いるのが適切です。
❌ an amendment to the will(間違いではありませんが、専門的な文脈では不十分です)
✅ a codicil to the will(遺言補足書として適切で正確な表現です)
文法的な注意点codicilは可算名詞です。特定の遺言書に対する一つの補足書を指す場合は a codicil となり、複数の修正を加えた場合は codicils と複数形になります。また、前置詞は to を使い、a codicil to [the will] という形で〜に対する補足書と表現します。