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threadbare

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ˈθɹɛdbɛə(ɹ)/

擦り切れた

threadbare」は、もともと布地が擦り切れて縦糸がむき出しになるほど「ぼろぼろになった」状態を表す形容詞です。そこから転じて、議論や言い訳、アイデアなどが「使い古されて新鮮味のない」「説得力のない」という意味でも使われます。物理的な「摩耗」だけでなく、精神的・概念的な「消耗」をも含意する点が特徴的ですね。

意味

adjective

Thin and tattered with age; (of an argument or idea) used so often as to be no longer effective.

例文

The old man wore a threadbare suit that had seen better days, but he always kept it neatly pressed.

老人は、くたびれて擦り切れたスーツを着ていたが、いつもきちんとアイロンをかけていた。

His excuses for being late were becoming threadbare; nobody believed them anymore.

彼の遅刻の言い訳はもう使い古されていて、誰も信じなかった。

After years of underfunding, the public services in the region had become threadbare, struggling to meet basic needs.

何年もの資金不足の後、その地域の公共サービスは形ばかりのものとなり、基本的なニーズを満たすのに苦労していた。

文化的背景

「threadbare」は、単に「古い」や「損傷した」というだけでなく、長年の使用や苦労によって摩耗し、質が落ちた状態を指します。衣服や家具などに使う場合は、貧困や倹約、あるいは物を大切に長く使うことへの敬意といった背景を暗示することがあります。比喩的に用いる場合、説得力のない議論や陳腐なアイデアに対して「もう通用しない」という批判的なニュアンスが込められていることが多いですね。

関連語

リーディング

古びたものの魅力と、使い古されたものの末路 みなさん、「threadbare」という単語をご存じでしょうか?直訳すれば「糸がむき出しになった」という意味で、服や布が長年使われて擦り切れ、もうぼろぼろになった状態を表します。ジーンズが膝のあたりで擦り切れて、中の白い糸が見えているような状況を想像してみてください。まさにそれが「threadbare」な状態ですね。 この単語の面白い点は、文字通りの意味から派生して、抽象的な概念にも使われることです。「threadbare excuses」と言えば「使い古された言い訳」。「threadbare arguments」なら「説得力のなくなった議論」となります。新鮮味を失い、もうボロボロで通用しない、といったニュアンスが込められているのです。 例えば、政治家の演説が毎回同じ紋切り型の言葉ばかりで、「あの人のスピーチはいつもthreadbareだ」なんて言われることもあります。あるいは、昔は画期的だったアイデアも、時代遅れになってしまえば「threadbare idea」と評されるかもしれません。 物理的なものに使う場合、そこには愛着や歴史が感じられることもあります。おばあちゃんが大事にしていたthreadbareな毛布には、家族の思い出がたくさん詰まっているかもしれません。しかし、概念的なものに使う場合は、往々にして批判的なニュアンスが強まります。もう誰も信じてくれないような言い訳や、時代に合わない考え方は、更新されるか捨て去られるべきだ、というメッセージが込められているのです。 「threadbare」は、古びたものの持つ独特の味わいや、あるいは惰性で使い続けられたものの脆さ、限界を鮮やかに描き出す言葉だと言えるでしょう。あなたの周りにも、物理的にも、あるいはアイデアや習慣としても、「threadbare」なものはありますか?時には立ち止まって、本当に価値のあるものと、もう役目を終えたものを見極めるきっかけになるかもしれませんね。

語源

threadbare」は、文字通り「糸(thread)がむき出しになった(bare)」状態から来ており、中英語の時代には既に使われていた言葉です。布が長年の使用で擦り切れて、繊維の奥にある糸が見えるようになる様子を描写しています。この明確なイメージが、現代の「使い古された」「新鮮味のない」といった比喩的な意味へと繋がっていったのです。