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thorn

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/θɔːn/

とげ

thorn」は主に植物の「とげ」を意味する単語です。バラやサボテンなどの植物に見られる鋭い部分を指します。 比喩的な表現としてもよく使われ、「a thorn in one's side」(悩みの種、目の上のたんこぶ)のように、人を悩ませるものや厄介な状況を表す際にも使われます。物理的なとげから、心理的な障害まで幅広く使えるのが特徴です。

意味

名詞

植物にある鋭いとげや針のこと。バラやサボテンなどによく見られる。

名詞

とげを持つ低木や小さな木、特にサンザシなどの植物自体を指す場合がある。

動詞

とげで刺す、またはとげのように鋭いもので傷つけること。

例文

Be careful when picking roses; every rose has its thorn.

バラを摘むときは気をつけて。どのバラにもとげがあるものだよ。

The broken branch was a thorn in his side, constantly snagging his clothes as he walked through the dense forest.

折れた枝が彼にとって悩みの種で、深い森の中を歩くたびに服に引っかかった。

While the new policy brought some benefits, its complicated regulations proved to be a constant thorn for small businesses.

新しい政策はいくつかの恩恵をもたらしたが、その複雑な規制は中小企業にとって常に頭痛の種となった。

よくある誤用

「thorn」と「spike」を混同する誤用があります。「thorn」は植物由来の自然な棘で、「spike」はより一般的な鋭い突起です。「The rose has thorns」は正しく、「The rose has spikes」とは言いません。また、「thorn」を数えられない名詞として使う誤りもあります。「thorns」と複数形で使うのが一般的です。

文化的背景

英語圏ではバイブルの文脈から「thorn」が象徴的に使われることがあります。苦しみや試練の象徴として機能し、文学や宗教的表現では単なる植物の棘を超えた精神的な意味合いを持ちます。また「every rose has its thorn」という表現は、美しいものにも苦難が伴うというロマンティックな概念を表しています。

リーディング

バラの棘から学ぶ、心の痛みの言語化 あなたは庭でバラを摘もうとして、うっかり棘に指を刺してしまったことはありませんか?その瞬間の「痛い!」という感覚は、単なる肉体的な痛みではなく、一種の警告のようなものですね。実は、英語の「thorn」という単語にも、同じような警告の役割があるのです。 thornは文字通り「棘」という意味ですが、英語圏ではこの物理的な痛みが、心理的な苦痛を表現するために広く使われてきました。特に「a thorn in one's side(わき腹の棘)」というフレーズは、じわじわと心を傷つける相手や問題を指します。かつての欧米文学では、thornは苦難と試練の象徴として繰り返し登場してきました。 興味深いのは、このメタファーが数千年の歴史を持つということです。旧約聖書にも棘に関する記述が登場し、人類の苦悩の象徴として描かれています。また、バラとその棘という組み合わせは「美しさと苦痛の不可分性」という深いテーマを表現してきました。 現代の英語でも、職場の同僚が「a thorn in my side」と言えば、その人が自分に継続的なストレスや不満をもたらしているということが理解できます。つまり、thornという単語一つで、単なる物理的な傷害の話ではなく、人間関係の複雑さや心理的な葛藤までも表現できる、非常に豊かな単語なのです。 日本語では「棘」という表現もありますが、英語のthornはより感情的で、より深い痛みを暗示する傾向があります。この違いを理解することで、英語話者がいかに心の痛みを言語化してきたかを感じることができるでしょう。

語源

古英語の「þorn」に由来し、ゲルマン語族の言葉です。原義は植物の鋭い棘を指していました。比喩的には、苦しみや悩みの種を表す用法が中世から発展し、現代でも「thorn in one's side(厄介な存在)」という慣用句で使われています。