temper
/ˈtɛmpə/
気性、怒り「temper」は名詞と動詞で異なる意味を持つ単語です。名詞としては「気性」や「機嫌」を指し、特に「怒りっぽい気質」の意味でよく使われます。動詞としては「和らげる」「抑制する」といった意味があり、金属加工の専門用語で「焼き戻しする」という意味でも用いられる、多様な側面を持つ言葉です。
意味
気性、気質。特に怒りっぽい性質
機嫌、気分
(感情などを)和らげる、抑制する、調整する
(金属などを)焼き戻しする、鍛える
例文
He has a fiery temper, so it's best not to provoke him.
彼は短気な気性なので、刺激しない方がいい。
You need to temper your expectations; success doesn't happen overnight.
期待はほどほどにすべきだ。成功は一晩では訪れない。
It's important to temper our reactions, especially when dealing with sensitive issues.
特にデリケートな問題に対処する際は、自分の反応を抑制することが重要だ。
よくある誤用
怒りの感情そのものを指す「anger」と混同されがちだが、「temper」は「気性」や「怒りっぽい性質」といった、より持続的な傾向や状態を指すことが多い。「anger」は一時的な感情だ。例えば、「He has a bad temper.」(彼は気性が荒い。)は、彼が怒りやすい性質を持っていることを指す。一方、「He felt a strong temper.」は不自然で、この場合は「He felt strong anger.」(強い怒りを感じた。)が正しい。
文化的背景
英語圏では「temper」を持つこと、特に「losing one's temper」(我を忘れて怒る)は、自己抑制ができていない状態としてネガティブに捉えられることが多い。「have a temper」という表現は、「怒りっぽい」というニュアンスをはらむのが一般的だ。日本の文化では感情を露わにすること自体が避けられる傾向があるため、表現の仕方に違いがあるかもしれない。
関連語
リーディング
「temper」ってどんな意味?あなたの「気性」を「和らげる」万能ワードの秘密! 「temper」という言葉、皆さんはどんなイメージをお持ちですか?名詞では「気性」や「機嫌」、動詞では「和らげる」「抑制する」といった意味を持つ、非常に興味深い単語なんですよ。特に名詞の「temper」は、「have a bad temper」(気性が荒い)や「lose one's temper」(怒り出す)のように、「怒り」や「不機嫌」といった感情と結びついて使われることが多いですね。 でも、この単語の魅力はそれだけではありません。語源をたどると、ラテン語の「temperare」にたどり着きます。これは「混ぜる」「適切な割合にする」「制御する」といった意味合いを持っていました。そう、元々は様々な要素を上手に混ぜ合わせ、バランスを取ることを指していたのです。だからこそ、動詞の「temper」には「和らげる」や「抑制する」という意味があるんですね。例えば、「temper your language」(言葉遣いを和らげる)のように使われます。 さらに専門的な分野では、金属加工における「焼き戻し」という意味でも使われます。「tempering」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんね。これは、熱処理によって金属の強度や靭性を高める工程のこと。まさに「バランスを調整し、より良い状態にする」という語源のニュアンスが色濃く残っています。 このように、「temper」は私たちの感情のバランスから、物理的な素材のバランス調整まで、幅広い文脈で「調整」や「制御」の概念を表す、奥深い言葉なのです。感情の起伏を「temper」で表現したり、自己を「temper」する大切さを感じたり、ぜひこの万能ワードの多面性を楽しんでみてくださいね。
語源
ラテン語の「temperare」に由来し、これは「混ぜる、適切な割合にする、制御する」といった意味を持つ。元々は様々な要素を混ぜ合わせて適切なバランスを取るという原義だった。その後、「気質」や「感情の均衡」といった意味合いに発展し、怒りの感情を制御する動詞の意味や、気質そのものを指す名詞の意味へと変化した。