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tannin

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/ˈtænɪn/

タンニン

タンニン

タンニンは、植物に広く存在するポリフェノールの一種で、渋みや苦味の原因となる成分です。特に赤ワインや緑茶に多く含まれ、口にしたときの独特の収斂性(しゅうれんせい)をもたらします。皮をなめす(tanning)際に用いられてきたことからその名がつき、食品の風味や保存性にも影響を与える、私たちにとって身近な存在です。

意味

noun

タンニン(植物性渋味成分)

例文

The robust red wine had high tannins, giving it a dry, astringent finish.

そのしっかりとした赤ワインはタンニンが強く、口に含むと舌に残る渋みを感じました。

Green tea contains significant amounts of tannins, which contribute to its characteristic bitterness.

緑茶には多くのタンニンが含まれており、それが独特の苦味の一因となっています。

Traditionally, tannins extracted from oak bark were used in the process of turning animal hides into leather.

伝統的に、オークの樹皮から抽出されるタンニンは、動物の皮を革に加工する工程で利用されていました。

文化的背景

タンニンがもたらす「渋み」は、特に日本文化においてお茶の味わいを語る上で重要な要素の一つです。渋みを旨みの一部として捉える感覚は、ワインにおけるタンニンの評価と通じるものがありますが、その表現や受容の仕方は異なります。また、渋柿を干し柿にする過程でタンニンが不溶化し、甘みに変わる現象は、日本の食文化における知恵とも言えますね。

関連語

リーディング

タンニン:渋みの正体と知られざる魅力 赤ワインを飲んだとき、口の中に広がるあの独特の渋み。緑茶を淹れたとき、舌に残るほんのりとした苦味。これらを感じさせるのが、今日ご紹介する「タンニン」です。タンニンは、実は植物界に広く存在するポリフェノールの一種で、その役割は多岐にわたります。 植物にとって、タンニンは身を守るための大切な武器。虫や動物に食べられないように苦くしたり、病原菌から自身を守ったりする効果があると言われています。だからこそ、未熟な果物にはタンニンが多く、渋みが強いことが多いのですね。熟すにつれてタンニンが変化し、甘みが増していくのは、植物が種子を散布するために「食べてほしい」と訴えているサインなのかもしれません。 私たちの生活において、タンニンは食品だけでなく、様々な形で利用されてきました。その名前の由来にもあるように、動物の皮をなめして耐久性のある革にする「なめし(tanning)」の技術には、古くからタンニンが不可欠でした。タンニンがタンパク質と結合する性質を利用したもので、この技術がなければ、私たちは今日の革製品を手に入れることはできなかったでしょう。 また、タンニンは健康への影響も注目されています。抗酸化作用があることから、美容や健康に関心のある方々からも注目されていますが、過剰な摂取は鉄分の吸収を阻害する可能性も指摘されていますので、バランスが大切ですね。 ワインや紅茶、柿など、日々の食卓で出会う「渋み」の背後には、奥深いタンニンの世界が広がっています。次にそれらを口にする機会があったら、この小さな化学物質が織りなす風味の複雑さや、植物の知恵、そして人類の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。そうすることで、いつもの一杯が、きっとより豊かなものになるはずですよ。

語源

「タンニン」の語源は、古フランス語の「tan」に由来しており、これはオークの樹皮を指していました。この樹皮が、動物の皮をなめして革にする「なめし(tanning)」の工程で古くから使われていたため、19世紀初頭にこの成分が単離された際に「tannin」と名付けられたんだ。つまり、その名前自体が、革作りの歴史と深く結びついていると言えるね。