sufficient
/səˈfɪʃənt/
十分な「sufficient」は、「ある特定の目的や必要性に対して、必要な量や質が満たされている」状態を表す形容詞です。特に、客観的でフォーマルな文脈で「十分である」ことを強調したい場合に用いられます。単に「多い」という意味ではなく、「必要にして十分」というニュアンスがポイントです。
意味
特定の目的や必要性に対して、十分な量や質があること。足りていること。
能力や資質が十分であること。適格であること。
例文
The company faced a challenge in ensuring there was sufficient water supply for all residents during the prolonged drought.
長引く干ばつの中、その会社は全ての住民に十分な水を供給するのに苦慮した。
Please ensure you have sufficient evidence to support your claims before presenting them to the committee.
委員会に主張を提示する前に、その裏付けとなる十分な証拠があることを確認してください。
A sufficient number of vaccines has been secured to inoculate the entire population by the end of the year.
年末までに全住民に接種できるよう、十分な数のワクチンが確保された。
関連語
リーディング
Sufficient」と「Enough」の違いって?「足りる」の奥深い世界 皆さんは「十分な」を意味する英単語と聞いて、まず何を思い浮かべるでしょうか?きっと多くの方が「enough」を思い浮かべることでしょう。もちろん、「enough」も「十分な」という意味で広く使われますが、今日ご紹介する「sufficient」には、少しだけ異なる、そしてよりフォーマルなニュアンスが込められているのをご存知ですか? 「sufficient」は、「特定の目的や要件に対して、必要な量や質が満たされている状態」を指す形容詞です。単に「たくさんある」という意味ではなく、「これだけあれば、目的を達成できる」という「必要にして十分」なニュアンスを強調します。例えば、会議資料が「sufficient」であれば、それは議論を進める上で必要な情報が全て含まれている、ということになりますね。 その語源を紐解くと、ラテン語の「sufficere」に辿り着きます。「sufficere」は「sub-」(下に)と「facere」(作る、行う)が組み合わさった言葉で、「下に置く」「供給する」といった意味合いを持っていました。つまり、何かを「下から支え、満たす」というイメージが、「必要を満たす」という意味へと繋がっていったのですね。こう考えると、単語一つ一つに歴史や背景が込められていることが分かります。 「enough」がより口語的で幅広い状況で使えるのに対し、「sufficient」は、ビジネス文書、学術論文、法律関連など、より客観的でフォーマルな文脈で用いられることが多いです。例えば、「Our budget is sufficient for the project.」と言えば、プロジェクト遂行に必要な資金が過不足なく確保されている、という非常に明確なメッセージになります。 日常生活では「enough」で事足りる場面が多いかもしれませんが、いざという時に「sufficient」を使いこなせると、あなたの英語表現はぐっと洗練された印象を与えることでしょう。特に、何かを評価したり、基準を満たしているかを確認したりする場面では、「sufficient」が持つ「必要最低限の充足」というニュアンスが非常に役立ちます。ぜひ、この「必要にして十分」な「sufficient」を、あなたの語彙に加えてみてくださいね。
語源
「sufficient」は、ラテン語の動詞「sufficere」に由来しています。「sufficere」は、「sub-」(下に)と「facere」(作る、行う)が組み合わさった言葉で、「下に置く」「供給する」といった意味を持ちました。この原義から、「必要なものを下から支え、満たす」というニュアンスを経て、現在の「十分な、足りている」という意味へと発展したのですね。