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plague

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/pleɪɡ/

疫病

plague」は、元来「疫病」、特に歴史的なペスト(黒死病)を意味する単語です。現代では、具体的な病気だけでなく、「問題が〜を苦しめる」「困らせる」といった比喩的な動詞としても頻繁に使われます。社会的な問題や個人的な悩みが絶えず続く状況を表す際に特に適しており、その言葉には「抗いがたい災厄」という重いニュアンスが込められています。

意味

名詞

疫病、特にペスト(黒死病)を指す。転じて、広く災厄や社会的な問題を意味する。

動詞

(人や場所を)執拗に悩ませる、苦しめる。また、病気や災難で苦しめる、襲う。

例文

The new privacy policies have continued to plague social media companies, leading to stricter regulations.

新しいプライバシーポリシーは、ソーシャルメディア企業を悩ませ続けており、より厳しい規制につながっている。

Even in the 21st century, misinformation and conspiracy theories plague online discourse.

21世紀においても、誤情報や陰謀論がオンライン上の議論を蝕んでいる。

The city was once ravaged by a terrible plague, a dark chapter in its history.

その都市はかつて恐ろしい疫病に見舞われ、その歴史における暗い一章となった。

よくある誤用

「plague」は「疫病」や「苦しめる」という意味で非常に強く、軽い「迷惑」や「不便」といった日常的な状況にはあまり使いません。例えば、友人が少し遅れて「My friend's tardiness plagued me.」と言うのは大げさに聞こえます。このような場合は、「bothered me」や「annoyed me」を使う方が適切です。あくまで、深刻な問題や執拗な悩みの文脈で使うのが正しい用法です。

文化的背景

「The Plague」と大文字で書かれる場合、歴史上の黒死病(Black Death)を指すことが多く、その影響の甚大さから「破滅的な災厄」という強いニュアンスが伴います。また、聖書に出てくる「十の災い(The Ten Plagues of Egypt)」のように、神の罰や天災としての「災厄」という意味合いも持ちます。単なる病気ではなく、歴史や宗教、文化的な記憶と深く結びついた、非常に重い言葉であると言えるでしょう。

リーディング

疫病から「悩ませるもの」へ:「plague」が持つ重み 「plague」と聞くと、まず頭に浮かぶのは「疫病」、特に歴史上の「ペスト(黒死病)」ではないでしょうか。この単語は、確かにその恐ろしい病を指す名詞として、私たちの歴史に深く刻まれています。しかし、現代英語では、単なる病名にとどまらない、さらに広い意味で使われていることをご存じでしょうか。 この言葉のルーツは、ラテン語の「plāga」にあります。「打撃」や「傷」を意味するこの言葉から派生し、病気が人々の体を「打ち倒す」様子が「plague」へと繋がったと考えられています。14世紀にヨーロッパを襲った黒死病の猛威は、まさに大地に「打撃」を与えるような壊滅的なものでした。この歴史的背景から、「plague」は単なる病気ではなく、「社会全体を揺るがすほどの大きな災厄」という重いニュアンスを帯びるようになりました。 現代では、動詞として使われる「plague」が非常に一般的です。「〜を執拗に苦しめる」「悩ませる」といった意味合いで、具体的な病気だけでなく、社会問題や個人的な悩みが継続的に起こる状況を表す際によく使われます。例えば、「誤情報がオンラインコミュニティを蝕んでいる(misinformation plagues online communities)」のように、見えない脅威が人々を苦しめる様子を描写するのにぴったりです。また、聖書に登場する「エジプトの十の災い(The Ten Plagues of Egypt)」のように、神の懲罰や避けられない厄災といった文脈で使われることもあり、その根底には「避けられない災難」という強いメッセージが込められています。 「plague」は、単なる迷惑や不便を表す言葉ではありません。その背後には、歴史的な苦難、そして抗いがたい災厄という重い記憶が宿っています。この言葉を使う際は、その持つ力を意識することで、より深く、そして正確な表現ができるようになるのではないでしょうか。

語源

plague」は、ラテン語の「plāga」(打撃、傷)に由来します。これは、病気が人を「打ち倒す」というイメージから派生したと考えられています。古フランス語を経て英語に入り、当初は疫病全般を指しましたが、特に14世紀にヨーロッパを席巻した黒死病(Black Death)の記憶と結びつき、「ペスト」を指す固有名詞としての意味合いが強まりました。