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mere

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/mɪr/

単なる

mere」は「単なる」「ほんの」「ただの」という意味で使われる形容詞です。量や程度が小さいこと、あるいは重要性が低いことを強調する際に用いられます。思考や事実など、抽象的な事柄を修飾することが多く、文脈によっては「たかが」というニュアンスも持ちます。

意味

形容詞

単なる、ほんの、ただの。量や程度が小さいこと、重要でないことを強調する際に用いる。

名詞

(主に英国で)湖や池。特に、水深に対して広がりがある湖を指す。地名にも見られる。

例文

The mere thought of having to speak in public made him nervous.

人前で話すという考えが頭をよぎっただけで、彼は緊張した。

It was a mere coincidence that we ended up on the same flight; we hadn't planned it.

私たちが同じフライトになったのは単なる偶然で、計画していたわけではない。

For a mere additional 500 yen, you can upgrade to a bigger size.

たった500円追加するだけで、より大きなサイズにアップグレードできます。

よくある誤用

「mere」と「lake」の違いが曖昧に扱われることがあります。一般的には「mere」は浅くて広い水域、「lake」はより深い水域を指す傾向がありますが、実際には地名などで両者が交互に使用されることもあり、厳密な区別は困難です。

文化的背景

「mere」はイギリス英語、特にイングランド北部や湖水地方で一般的です。Windermere、Bassenthwaite Mereなどの地名に見られるように、イギリスの地理的アイデンティティと深く結びついています。アメリカ英語ではほぼ使用されず、イギリス文化圏の言葉として認識されています。

関連語

リーディング

mere」という小さな単語に込められた意外な深さ 英語を学んでいると、よく見かける単語「mere」。「単なる」「ただの」という日本語訳で何度も目にしている方も多いでしょう。でも、この小さな4文字の単語、実はかなり興味深い歴史を持っているのです。 まず注目すべきは、「mere」の語源。ラテン語の「merus」という言葉にたどり着きます。これは「純粋な」「混じりけのない」という意味だったんです。つまり、元々は「純粋さ」を表していたのに、時代とともに「単なる」という意味へと変わっていったわけです。 この意味の変化、実は言語の論理として面白いのです。何かが「純粋にそのものである」ということは、言い換えれば「それ以上でも以下でもない」「他に何も付け加わっていない」ということですよね。そこから「単なる、ただのもの」という現在の使われ方へ進化したのです。 もう一つ興味深いのは、「mere」のもう一つの意味です。実はイギリス英語、特に北部の方言では「湖」や「池」を意味する名詞なんです。これが現代に残っているのは、イングランドの地名にもよく見られます。例えば「Windermere」(ウィンダーミア湖)という有名な湖がありますね。この「mere」も同じ語源を持つと考えられています。 現代の英語では、「mere」を使うことで、何かを客観的に相対化する表現が可能になります。学術論文から日常会話まで、この単語は話者に一種の冷静さや分析的な視点を与えてくれるのです。ですから、決して「単なる」と翻訳してしまうのではなく、「その背景にある論理」までも理解することが、本当の英語の理解につながると言えるでしょう。

語源

中英語の「mere」はゲルマン語族に由来し、古英語の「mere」は「海」を意味していました。オランダ語の「meer」やドイツ語の「Meer」と同根です。時間とともに意味が縮小し、現在では主に淡水の湖や池を指すようになりました。