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grass

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

[ɡɹ̠äːs]

グラス

grass」は、私たちの身近にある「草」や「芝生」を指す基本的な名詞です。しかし、動詞として使うと「密告する」という意外な意味にもなり、特にスラングとして映画などで耳にすることがあります。この多義性がこの単語の面白い点ですね。

意味

名詞

イネ科に属する植物の総称で、特に地面を覆うように生え、飼料や芝生として利用される草。

名詞

イネ科以外の植物で、草本のように見えるもの。

動詞

草の上に置く、横たえる。また、人を地面に倒す。

動詞

(スラングで)密告者として振る舞う、裏切る。特に、犯罪者などを当局に報告する。

例文

The children enjoyed playing barefoot on the soft grass in the park.

子どもたちは公園の柔らかい芝生の上で裸足で遊ぶのを楽しんでいた。

Overgrazing by cattle has led to significant loss of natural grass cover in some regions.

牛の過放牧により、一部地域で自然の草地が著しく失われている。

Don't grass on your friends, no matter what.

何があっても友達を密告してはいけない。

文化的背景

英語圏では、「grass」がスラングとして「密告者」や「内通者」を意味することは非常に有名です。特にイギリスの俗語でよく使われ、犯罪映画や警察ドラマなどで「He grassed on his mates.(彼は仲間を密告した)」のような形で登場します。この「裏切り」のニュアンスは、日本語の「草」からは想像しにくい文化的背景といえるでしょう。

関連語

リーディング

grass」はただの「草」じゃない!意外な一面と英語文化 私たちの身近にある「grass」、つまり「草」や「芝生」。公園の芝生の上でくつろいだり、庭の草むしりをしたりと、日常的に目にし、触れることの多い存在ですよね。英語でも、この「grass」という言葉は、私たちの生活に深く根ざした植物を指す最も基本的な単語の一つです。 しかし、このごく当たり前な「grass」という単語には、一見すると想像もつかないような意外な意味があることをご存知でしょうか。そう、動詞として使われる「to grass」には、「密告する」「裏切る」という意味があるのです。特にイギリスのスラングとして広く知られており、犯罪ドラマや映画を観ていると「He grassed on his mates.(彼は仲間を密告した)」といったセリフを耳にすることがあります。 なぜ「草」が「密告」という意味になるのか、不思議に思いますよね。この語源については諸説ありますが、一説には「snake in the grass(草むらのヘビ)」というイディオムに由来すると言われています。これは「隠れた危険人物」や「裏切り者」を意味する表現で、草陰に潜むヘビのように、こっそりと情報を流すイメージから、「grass」が密告者を指すようになったというものです。あるいは、密告者が警察の内部に「根を張る」イメージや、警察の覆面捜査官が「草」のように目立たない存在であることから来た、とも言われています。 また、ごく稀にですが、「grass」がマリファナを指す隠語として使われることもあります。これは、マリファナの葉が乾燥した草に似ていることから来ていますが、この用法はより限定的で、一般的にはスラングとしての「密告者」の方がよく知られています。 このように、「grass」という一つの単語が、私たちの心を癒す自然の風景から、人間関係の裏切り、さらには犯罪の世界まで、幅広い文脈で使われるのはとても面白いですね。ただの「草」と侮るなかれ、その奥深さには、英語圏の文化や歴史が詰まっているのです。映画やドラマで「grass」という単語が出てきたら、それがどの意味で使われているのか、ぜひ注意して聞いてみてください。きっと、新たな発見があるはずですよ。

語源

grass」は、古英語の "græs" に由来する。これはゲルマン祖語の "grasan" から来ており、「育つ、成長する」といった意味合いを持つ動詞 "grow" とも関連が深い。元来はあらゆる草本植物を指す言葉だったが、特に地面を覆うイネ科植物を指す意味が強まっていった。