fallible
/ˈfæləbəl/
誤りやすい「fallible」は、「誤りを犯しやすい」「間違いを犯す可能性がある」という意味を持つ形容詞です。人間はもちろん、システムや理論、判断など、完璧ではないもの全般に対して使われます。自分たちの限界を認め、謙虚な姿勢で物事に取り組むことの重要性を示唆する際に用いられることが多い単語です。
意味
誤りを犯しうる、過ちを犯す可能性がある
例文
Even the most seasoned experts are fallible; their judgments can be influenced by unconscious biases.
どんなに経験豊かな専門家でさえ誤りを犯す可能性があります。彼らの判断は無意識の偏見に影響されることがあるからです。
We must remember that any human-made system, no matter how robust, is inherently fallible and requires constant review.
どんなに堅牢なシステムでも、人間が作ったものは本質的に間違いを起こしやすいため、絶え間ない見直しが必要だということを忘れてはいけません。
Acknowledging that our own understanding is fallible is the first step towards true learning and open-mindedness.
自分自身の理解が不完全であることを認めることが、真の学びと広い視野を持つための第一歩となります。
関連語
リーディング
「fallible」人間であることの美しさ 私たちは皆、「完璧でありたい」という願望を心のどこかに持っているのではないでしょうか。しかし、この「fallible」という単語は、私たち人間が本質的に「誤りを犯しやすい」存在であることを静かに、そして力強く語りかけてきます。 「fallible」は、単に「間違いを起こす」という事実を述べるだけでなく、そうした不完全さを受け入れることの重要性をも示唆しているのです。例えば、たとえどれほど経験豊富な専門家であっても、その判断には無意識の偏見が入り込む可能性がある。あるいは、どんなに緻密に設計されたシステムでも、人間が作ったものである以上、予期せぬ欠陥を抱えていることがある、といった文脈で使われますね。これは、私たちが「infallible」(絶対に誤らない)ではない、という謙虚な姿勢を求めるメッセージとも言えるでしょう。 現代社会では、AIやテクノロジーの進化により、まるで完璧な答えがそこにあるかのように錯覚しがちです。しかし、「fallible」という概念は、そうした進歩の中にあっても、常に人間の限界や、私たち自身の認識の不確かさを心に留めておくことの重要性を教えてくれます。 「fallible」な存在であること。それは、恥ずべきことではありません。むしろ、そこから学び、改善し、成長していくための大切な出発点なのです。自分の間違いを認め、他者の意見に耳を傾け、より良いものへと変えていく。このプロセスこそが、私たちの知性や社会をより豊かにする源泉なのかもしれませんね。完璧を求めつつも、不完全さを恐れない。そんな「fallible」な視点を持つことで、私たちはもっと自由に、そして深く物事を理解できるようになるのではないでしょうか。
語源
この単語は、ラテン語の「fallere」(欺く、誤らせる)に由来しています。ここから古フランス語の「faillir」(失敗する)を経て、英語の「fallible」が誕生しました。元々は「誤りに陥りやすい」という意味合いが強く、現在の「間違いを犯す可能性がある」という核心的な意味へと繋がっています。