embrace
/ɛmˈbɹeɪs/
抱擁する, 受け入れる「embrace」は、人を「抱きしめる」という物理的な行為から、「新しいアイデア、変化、文化などを積極的に受け入れる」という比喩的な意味まで幅広く使われる単語です。特に後者の意味合いでは、単に容認するだけでなく、前向きに歓迎し、自ら取り込むという強い肯定的な姿勢を示すニュアンスが特徴的です。
意味
誰かを腕で抱き寄せ、胸に引き寄せる行為。抱擁。
何かを部分的に、または完全に囲むこと。包含。
愛情を込めて(誰かを、または互いを)腕で抱きしめる。抱擁する。
(何かを)熱意をもってつかむ。心から受け入れる。歓迎する。採用する。
例文
In a rapidly changing world, businesses must embrace innovation to stay competitive.
急速に変化する世界において、企業は競争力を保つため革新を積極的に取り入れる必要がある。
She embraced her old friend with a warm hug, relieved to see them after so long.
彼女は何年もの時を経て旧友に再会し、安堵の思いで温かく抱きしめた。
The community decided to embrace the new development project, hoping it would bring prosperity.
地域社会は、繁栄をもたらすことを期待して、その新しい開発プロジェクトを受け入れることを決めた。
よくある誤用
「embrace」は、何かを積極的に、そしてポジティブな意味合いで受け入れる際に使われる言葉です。そのため、ネガティブな状況や好ましくない運命などを「受け入れる」と表現する場合には、「embrace」を使うと不自然に聞こえることがあります。例えば、「He embraced his suffering.」と言うと、「彼は苦しみを積極的に受け入れた」と聞こえ、文脈によっては奇妙です。この場合は「He accepted his suffering.」や「He resigned himself to his suffering.」のように「accept」や「resign oneself to」を使う方が適切です。
文化的背景
「embrace」は、単に「受け入れる」というよりは、対象に対して積極的で、しばしば情熱的な歓迎や受容の姿勢を示すニュアンスがあります。これは、単に受け身で容認するのではなく、主体的に自分のものとして取り入れ、積極的に関わっていくという意欲が込められていると理解できます。例えば、「新しい文化をembraceする」という場合、それはその文化をただ認識するだけでなく、積極的に体験し、楽しもうとする姿勢を指します。
リーディング
「Embrace」が教えてくれる、積極的に受け入れる心の姿勢 私たちが日常で使う言葉には、その背後に様々な意味やニュアンスが隠されていますよね。今日は「embrace」という単語に注目してみましょう。この単語を聞いて、まず頭に浮かぶのは「抱きしめる」という温かい光景ではないでしょうか。愛する人や大切な友達を両腕でぎゅっと抱きしめる、そんな愛情表現としての「embrace」は、多くの人に親しまれている意味合いです。 しかし、「embrace」の魅力は、その物理的な意味だけにとどまりません。ビジネスの現場や社会の変化といった文脈で使われるとき、この単語は「新しいアイデアや変化を積極的に受け入れる、歓迎する」という、より深い意味合いを帯びるのです。例えば、「私たちはデジタル変革をembraceすべきだ」という文脈では、単にデジタル化を容認するだけでなく、それを積極的に導入し、活用していく前向きな姿勢が求められていることが伝わってきますよね。 この「embrace」という言葉のルーツをたどると、さらに興味深い発見があります。約800年前の古フランス語「embracier」に由来し、「腕の中に抱く」という意味が原点でした。そこから時を経て、物理的な抱擁だけでなく、考えや機会を心から受け入れるという比喩的な意味へと発展していったのです。言葉の歴史には、人の思考や社会の変遷が反映されているのが面白いですね。 現代社会は、変化のスピードが速く、新しい情報や技術、価値観が次々と生まれています。そんな時代だからこそ、「embrace」の持つ「積極的に受け入れる」という精神は、私たちにとって非常に重要なものとなるでしょう。未知のものを恐れるのではなく、好奇心を持って「embrace」することで、新たな可能性が広がり、私たち自身の成長にも繋がっていくのではないでしょうか。ぜひ、皆さんも「embrace」の心を大切にしてみてくださいね。
語源
「embrace」の語源は、13世紀の古フランス語「embracier」に遡ります。「en-」(〜の中へ)と「bras」(腕)が組み合わさって「腕の中に抱く」という意味でした。この物理的な「抱きしめる」という意味から、14世紀には「考えや機会を心から受け入れる」という比喩的な意味へと発展し、現在に至っています。