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demand

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/dɪˈmɑːnd/

デマンド

需要, 要求

demand」は、名詞としては「需要」や「要求」を意味し、動詞としては「強く要求する」「求める」という意味で使われる単語です。経済学で「需要と供給 (supply and demand)」のように専門用語として登場する一方、日常会話では「I demand to see the manager.(店長を出せ)」のように、かなり強い語気で何かを要求する際に用いられるのが特徴です。その強さゆえ、使う場面を選ぶ必要があります。

意味

名詞

(商品やサービスに対する)需要、要求

名詞

(経済学において)消費者が特定の価格で購買を望む商品やサービスの量

動詞

強く要求する、求める

動詞

(権利として)主張する

例文

The sudden surge in remote work technology led to an unprecedented demand for high-speed internet.

テレワーク技術の急激な普及は、高速インターネットに対する前例のない需要を生み出した。

After waiting for an hour, she demanded to speak with the restaurant manager about the poor service.

1時間待たされた後、彼女はひどいサービスについてレストランの店長と話すよう強く要求した。

Activists are demanding stricter environmental regulations from the government to combat climate change.

活動家たちは、気候変動対策として政府により厳しい環境規制を求めている。

よくある誤用

「demand」は「要求する」という意味で使われますが、「ask」や「request」よりもはるかに強い口調や権威を伴う表現です。例えば、友人に対して何かをお願いする際に「I demand you help me.」と言うと、相手を威圧する印象を与え、失礼にあたる場合があります。この場合は「Could you please help me?」や「I'd like to ask for your help.」のように「ask」や「request」を使うのが適切です。「demand」は、自分の権利や正当な要求を主張する際、あるいは切迫した状況で強く求める際に用いるべき表現であることを理解しておく必要があります。

文化的背景

「demand」という言葉は、特に欧米のサービス業界において顧客が不満を表明する際に「I demand to see the manager.」のような形で使われることがあり、非常に強い不満や怒りを伴うニュアンスがあります。日本では顧客が直接的に強い言葉で要求することは比較的稀ですが、英語圏では自分の権利を主張する意味で、より頻繁に強い「demand」が使われることがあります。この表現は、単なるお願いではなく、相手に義務や責任があることを示唆するため、使用する状況や相手との関係性を考慮することが重要です。

リーディング

demand」の二つの顔:経済を動かす「需要」と、状況を変える「要求」 英単語の「demand」は、その使われ方によって大きく二つの顔を持つ、非常に興味深い言葉ですね。一つは経済学でおなじみの「需要」という意味、そしてもう一つは日常会話で使われる「強く要求する」という意味です。この二つの顔を理解することで、「demand」という言葉が持つ深みが見えてくるはずです。 まず、名詞としての「demand」は、私たちが日々耳にする「需要と供給(supply and demand)」という言葉でその存在感を発揮します。新製品が発売されれば「需要」が高まり、品薄になれば価格が上昇する。このような市場の原理を動かす根源的な力として、「demand」は経済活動の核心に位置しているのです。私たちの購買意欲や、特定の物事に対する社会全体の関心が、まさにこの「需要」を形作っています。 一方で、動詞としての「demand」は、もっと人間臭い、感情のこもった使われ方をします。「I demand to see the manager.」――このフレーズは、映画やドラマで怒っている顧客がよく口にするセリフですね。単に「ask(尋ねる)」や「request(お願いする)」とは一線を画し、「demand」は自分の正当な権利として、あるいは強い不満や切迫した状況において、相手に何かを求める際に使われます。その背後には、「これは当然のことだ」「そうなるべきだ」という強い主張や、時には威圧的なニュアンスが含まれることもあります。そのため、気軽に使うと相手に誤解を与えてしまったり、失礼にあたったりする可能性もありますから、注意が必要ですね。 この言葉の語源をたどると、ラテン語の「demandare」(完全に命じる、委ねる)に行き着きます。この「完全に」というニュアンスが、現在の「強く要求する」という意味合いに繋がっているのかもしれません。また、中世の時代には「尋ねる」「問い詰める」という意味合いで使われていたものが、やがて「権利として主張する」という強い意味へと発展していったのです。 このように、「demand」は経済を動かす大きな力から、個人の切実な願い、さらには社会的な変化を求める声まで、幅広い文脈で使われる言葉です。状況や相手に応じて、その「強さ」を適切に使い分けることが、英語をより豊かに使いこなす鍵となるでしょう。

語源

demand」は、中世英語の「demaunden」に由来し、これは古フランス語の「demander」から来ています。「demander」は、さらにラテン語の「demandare」(「de-」(完全に)+「mandare」(命じる、委ねる))に遡ります。元々は「尋ねる」「問い詰める」といった意味合いでしたが、時を経て「要求する」「主張する」という強い意味を持つようになりました。特に経済分野では、市場における欲求や必要性を示す「需要」という意味に発展しました。