cyber
/ˈsʌɪ.bə/
サイバー
サイバー「cyber」は、インターネットやコンピュータネットワーク、仮想空間に関連する事柄全般を指す言葉です。主に接頭辞として「サイバーセキュリティ」や「サイバー犯罪」といった複合語で使われることが多く、デジタル世界における脅威やその対策を語る際によく登場します。近年では、個人のデータ保護やプライバシー侵害といった文脈で日常的に耳にすることが増えました。
意味
インターネットやコンピュータネットワーク全体、または仮想空間(サイバースペース)のこと。
インターネット、コンピュータ、情報技術に関連すること。
サイバーセックスをする。
例文
Governments worldwide are increasing their budgets for cyber security to combat sophisticated digital threats.
世界中の政府が、高度なデジタル脅威に対抗するため、サイバーセキュリティへの予算を増やしている。
The new film explores the ethical dilemmas of a society deeply integrated with cyber technology.
その新作映画は、サイバーテクノロジーと深く統合された社会が抱える倫理的なジレンマを探求している。
Companies are now required to report major cyber attacks to regulatory bodies within a short timeframe.
企業は現在、大規模なサイバー攻撃を短期間のうちに規制当局に報告することが義務付けられている。
文化的背景
"Cyberspace"(サイバースペース)という語はSF作家ウィリアム・ギブソンの1984年の小説「ニューロマンサー」で初めて使われました。小説の中の仮想空間の概念が現実のインターネット時代の「デジタル世界」を表す語として定着しました。フィクションが現実の語彙を作った例として有名です。
リーディング
舵取りからデジタル世界へ cyber(サイバー)の語源は意外にも古代ギリシャ語のkybernetes——「船の舵取り・操縦者」という意味です。この語から cybernetics(サイバネティクス:制御と通信の科学)が生まれ、さらにコンピューター革命の時代に cyber- という接頭辞として復活しました。 数学者ノーバート・ウィーナーが1948年に創設した cybernetics は、生物と機械における「制御と通信」の共通原理を研究する学問です。フィードバック、自己制御、情報処理——これらの概念はその後のコンピューター科学・AIの基盤となりました。 "Cyberspace"(サイバースペース)という語は1984年のSF小説「ニューロマンサー」(ウィリアム・ギブソン)で生まれました。現実世界と並行する仮想的なデジタル空間——この SF の概念が、インターネットが普及した現代の「デジタル世界」を表す語として採用されました。フィクションが現実の言語を作った典型例です。 cybersecurity(サイバーセキュリティ)は現代最重要の課題の一つです。国家インフラへの攻撃、個人情報の窃取、選挙への介入——cyber threats(サイバー脅威)は物理的な国境を無視して世界中に広がります。デジタル空間の「舵取り」をめぐる攻防が、現代の国際政治の一端を担っています。
語源
サイバネティクス(cybernetics)の略から来ており、cybernetics はギリシャ語 kybernetes(舵取り・操縦者)に由来します。数学者ノーバート・ウィーナーが1948年に制御理論・通信理論を統合した学問として名付けました。