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bug

Last Updated: April 30, 2026Report an Error

/bʌɡ/

バグ / バグる

bug」は、小さな「虫」という意味から派生し、現代では「コンピュータの不具合」や「人を悩ませる」といった多様な意味で使われる単語です。特にソフトウェア開発の現場では、不具合を「バグ」と呼びます。動詞としては「困らせる」や「盗聴する」という意味があり、文脈によって大きく意味が変わる点に注意が必要です。

意味

名詞

昆虫、虫。特に、小さな虫や不快な虫を指すことが多い。総称としても用いられる。

名詞

(コンピュータプログラムやシステムなどの)不具合、欠陥。

動詞

(人)を悩ませる、イライラさせる。

動詞

盗聴器を仕掛ける。

名詞

(口語で)病気、感染症。

例文

We found a critical bug in the software just before the launch.

ローンチ直前に、ソフトウェアに致命的なバグが見つかった。

Don't bug me, I'm really trying to concentrate on this report.

私を困らせないでくれ、このレポートに集中しようとしているんだ。

I think I caught a stomach bug during my trip last week.

先週の旅行中に胃腸炎にかかったみたいだ。

よくある誤用

「bug」を「ウイルス」や「マルウェア」と混同することがありますが、これらは異なる概念です。「bug」はプログラムの設計上・コーディング上の「欠陥」を指し、意図せず発生した不具合です。一方で「ウイルス」や「マルウェア」は悪意を持って作成されたソフトウェアであり、システムに侵入して損害を与えることを目的としています。混同しないよう注意が必要です。

リーディング

多才な「バグ」の世界:虫からコンピュータ、そしてあなたのイライラまで 「bug」という英単語を聞いて、皆さんはまず何を思い浮かべますか? 「虫」でしょうか、それとも「コンピュータの不具合」でしょうか。この一見無関係に見える二つの意味には、実は面白い歴史と深い繋がりがあるのですね。 元々、「bug」は16世紀頃から「昆虫」を指す言葉として使われ始めました。小さな生き物、特に少し不快に感じるような虫によく使われる表現です。しかし、この単語が現代において、まったく異なる文脈でこれほどまでに普及したのは、ある有名な出来事がきっかけと言われています。 時は1947年、米海軍のマークIIコンピュータで故障が発生しました。技術者たちが原因を調査したところ、なんとリレーの間に蛾(moth)が挟まっていて、それが回路のショートを引き起こしていたのです。この蛾はログブックに「Actual "Bug" foundrelay #70, Panel F」と記録されました。この出来事が、コンピュータの不具合を「バグ (bug)」と呼ぶ語源になったと広く信じられています。このエピソードは、技術史における有名な逸話として語り継がれていますね。 しかし、「bug」の多才さはこれだけではありません。動詞として使われると、「Don't bug me!」のように「私を悩ませないで」「イライラさせないで」という意味になります。まるで小さな虫がまとわりつくように、人を煩わせる様子を表しているのですね。さらに、「盗聴器を仕掛ける」という意味もあり、こちらも目に見えない場所に隠れて邪魔をする、というニュアンスが共通しているように感じられます。 また、口語では「stomach bug(胃腸炎)」のように、病気や感染症を指すこともあります。これもまた、目に見えない小さな存在が体調を崩す原因となる、という点で「虫」や「不具合」とどこか通じるものがありますね。 このように、「bug」は単なる「虫」という言葉の枠を超え、私たちの日常生活から最先端のテクノロジーまで、実に多様な場面で使われています。その意味の広さと奥行きを知ると、英語学習がもっと面白くなるのではないでしょうか。言葉の裏に隠された物語を探るのも、また一興ですね。

語源

bug」の語源は明確ではありませんが、古くは「恐怖の対象」や「幽霊」を意味する言葉に由来するという説があります。16世紀には「虫」という意味で使われるようになり、その後、小さな不快なものや隠れたものを指すようになりました。コンピュータの不具合を「バグ」と呼ぶようになったのは、1940年代に実際にコンピュータの中に蛾が入り込み、故障の原因となった出来事に由来するとされています。