abstract
/ˈæbˌstɹækt/
アブストラクト
抽象的な「abstract」は主に「抽象的な」という意味の形容詞として広く使われ、具体的な形を持たない概念や思考を表します。また、論文や記事の「要約」や「抄録」を指す名詞としても頻繁に登場します。動詞としては、情報やアイデアを「抜き出す」「抽出する」といった意味で用いられ、多様な文脈で活用される重要な単語です。
意味
抽象的な、概念的な。具体的な形を持たず、思考やアイデアに関わるさま
論文や記事などの要約、抄録、概要
(情報や考えなどを)抜き出す、抽出する
例文
The artist's new exhibition features a series of abstract paintings that challenge traditional perceptions of beauty.
そのアーティストの新作展には、美に対する伝統的な認識に挑戦する一連の抽象画が展示されている。
Before delving into the research paper, most readers will first review the abstract to grasp its main findings.
多くの読者は、研究論文を深く読み込む前に、まずその要旨(アブストラクト)に目を通し、主要な発見を把握する。
It can be challenging to abstract the core message from a lengthy and complex legal document.
長くて複雑な法的文書から核心となるメッセージを抽出しようとすると、難しい場合がある。
関連語
リーディング
具体から引き離すという思考 abstract(抽象的な)の語源はラテン語のabstrahere——「引き離す」という意味です。abs(離れて)とtrahere(引く)の組み合わせで、具体的な実体から「引き離して」純粋な概念として扱うことがabstractionの本質です。 人類の知的発展はabstraction(抽象化)の歴史とも言えます。具体的なリンゴや羊から「数(number)」という概念を抽出したこと、個々の出来事から「法則(law)」を見つけ出すこと——これらはすべて abstractionの力です。 20世紀の abstract art(抽象芸術)は美術の革命でした。カンディンスキー、マレーヴィチ、モンドリアン——彼らは具体的な対象を描くことをやめ、色・形・線そのものを表現の手段にしました。「引き離された」視覚言語は、新しい感覚の世界を開きました。 プログラミングの世界では abstraction は中心概念です。複雑な処理を「関数」として抽象化し、内部を気にせず使えるようにする——現代のソフトウェアは重層的な abstractionの積み重ねです。目の前の画面をタップするだけで動く世界の裏には、数え切れない層のabstractionがあります。
語源
ラテン語 abstractus(引き離された)に由来します。abs-(離れて)+trahere(引く)の複合語で、「具体的な実体から引き離して考えること」という行為が語源的な意味です。