postmortem
検死 / 事後分析 / 死後の
名詞形容詞
複数形: postmortems
postmortemは、もともと医学的な文脈で死後の身体検査を指す言葉ですが、現代ではビジネスやIT業界において、プロジェクトやシステム障害が発生した後の振り返り分析を指す言葉として非常に頻繁に使われます。
医学的文脈とビジネス的文脈の使い分け
医学的な場面では、死因を特定するための物理的な検死を意味します。一方で、ビジネスシーンでのpostmortemは、比喩的にプロジェクトの死を想定し、何が原因で失敗したのか、あるいはどうすれば成功したのかを客観的に検証する事後分析を指します。後者の意味で使われる場合は、単なる反省会ではなく、再発防止策を策定するための構造的な分析というニュアンスが含まれます。
類義語との概念的な違いreviewやanalysisといった言葉と似ていますが、postmortemは特に致命的な失敗や予期せぬ障害が起きた後に、その根本原因を徹底的に掘り下げるという強いニュアンスがあります。例えば、単なる定期的な進捗確認はreviewですが、サーバーが完全にダウンした後の原因究明と対策会議はpostmortemと呼ばれます。
日本語への翻訳における注意点
日本語でポストモーテムとカタカナ表記されることもありますが、これは主にIT業界の専門用語としての使われ方です。一般的な文脈では、医学的な意味であれば検死、ビジネス的な意味であれば事後分析や振り返りと訳すのが自然です。文脈に応じて、物理的な死体を扱っているのか、それともプロジェクトの失敗を扱っているのかを明確に区別して使い分ける必要があります。
意味
名詞事後分析
出来事が起きた後に、なぜ失敗したか、あるいは成功したかを判断するために行う分析や議論のこと