pinch
/pɪntʃ/
pinch は、指と親指で何かを挟むという物理的な動作を基本としていますが、文脈によって意味が大きく異なります。日本語ではつねる くすねる ひとつまみ きついなど、全く異なる訳語が割り当てられるため、状況に応じた使い分けが重要です。
物理的な動作と分量
最も一般的な使い方は、皮膚などを指で挟んで軽い痛みを与えるつねるという動作です。また、料理のレシピなどで使われる場合は、指先でつまみ上げられる程度の極少量を指し、ひとつまみと訳されます。
つねる: pinch someone's arm(誰かの腕をつねる)
ひとつまみ: a pinch of salt(塩ひとつまみ)
比喩的な圧迫感と窃盗
物理的な挟み込みの状態から転じて、靴や衣服が体に当たってきついと感じる圧迫感を表現します。また、口語的な表現として、特に価値の低いものや些細なものをこっそり盗むことをくすねるという意味で使うことがあります。
きつい: These shoes pinch my toes.(この靴はつま先がきつい。)
くすねる: Someone pinched my pen.(誰かが私のペンをくすねった。)
注意すべき表現と類義語pinch は squeeze(強く絞る・握る)や nip(軽く噛む・つねる)と似ていますが、pinch はあくまで指と親指で挟むという特定の形状の動作を伴います。また、慣用句の take it with a pinch of salt は、直訳すると塩ひとつまみと一緒に取るとなりますが、実際には話を鵜呑みにせず、割り引いて聞くという意味になります。日本語の塩を振るという表現とは意味が異なるため注意してください。
Countable when referring to the act of squeezing skin ('He gave her a pinch on the arm'). Uncountable when referring to a tiny measurement of a dry ingredient ('Add a pinch of cinnamon')