omasum
第3胃
名詞
複数形: omasa
omasumは、牛や羊などの反芻動物が持つ複雑な胃の構造のうち、第3胃を指す専門的な解剖学用語です。この部位は、前の部屋から送られてきた食物をさらに細かく分けるフィルターのような役割を果たしており、内部にある多くのひだ状の組織が水分や栄養分の吸収を効率的に行う仕組みになっています。
解剖学的な役割と特徴
反芻動物の胃は4つの室に分かれていますが、omasumはその中でも特に水分吸収に特化した部位です。第2胃(reticulum)から送られてきた内容物を、ひだ状の構造で物理的に選別し、十分に小さくなった粒子だけを最終的な胃である第4胃(abomasum)へ送り出します。これにより、消化効率を最大限に高めています。
食文化における名称
学術的な文脈ではomasumと呼ばれますが、食材としての第3胃は、日本語では一般的にセンマイと呼ばれます。料理の文脈では解剖学的な用語よりもこの名称が一般的ですが、生物学や獣医学の分野では正確にomasum(第3胃)として区別されます。