odour
odourは、単に何かから漂う臭いを指しますが、多くの場合、不快な臭いや、化学的・生物学的な独特な臭気というニュアンスを含みます。日常会話で使われるsmellが心地よい香りから不快な臭いまで幅広くカバーするのに対し、odourはより形式的な響きがあり、科学的な文脈や、体臭、製品の異臭など、特定の性質を持つ臭いを記述する際に好んで使われます。
類義語との使い分けsmellは最も一般的で汎用性の高い単語です。一方でfragranceやscentは、花や香水のような心地よい香りに限定して使われます。odourをこれらの心地よい香りの文脈で使うことはまずありません。また、非常に強い不快な臭いにはstinkやstenchが使われますが、これらは感情的な嫌悪感が強く込められた表現です。odourはそれらに比べると客観的で、記述的な表現になります。scentは花の香りや、動物が残す追跡可能な匂いを指し、fragranceは香水などの意図的に作られた心地よい香りを指します。対してodourは独特な、しばしば不快な臭気を客観的・形式的に指し、stinkは耐え難いほどひどい悪臭を主観的・感情的に指します。
注意すべき表現と文脈
日本語では匂いと臭いを使い分けますが、英語のodourは基本的に後者の臭いに近い感覚です。例えば、デオドラント製品の広告などで体臭を防ぐと言う場合、body odourという表現が使われます。ここでbody smellと言うよりもbody odourとする方が、生物学的な分泌物による特有の臭気というニュアンスが明確になります。
❌ a sweet odour(甘い香りと伝えたい場合に odour を使うのは不自然です。fragrance や scent を使いましょう)
✅ a strong chemical odour(強い化学的な臭気)
✅ neutralize body odour(体臭を抑える)
Countable when referring to a specific type of smell (a strange odour). Uncountable when referring to the general quality of smelling (the odour of the room).