multivalued
多価の / 多値の
形容詞
multivaluedは、数学、計算機科学、論理学などの専門的な文脈で頻繁に使用される用語です。基本的には、一つの入力や参照に対して、単一ではなく複数の結果や値が対応している状態を指します。日常会話で使われることは稀であり、主に技術的な仕様や理論的な定義を説明する際に用いられる硬い表現です。
数学的および技術的なニュアンス
数学の文脈では、特に複素関数論などで、一つの点に対して複数の値を持つ関数(多価関数)を指す際に使われます。一方で、データベース設計などの計算機科学の分野では、一つの属性に複数の値を持たせることができる多値属性を指します。このように、分野によって多価と訳されるか多値と訳されるかが異なりますが、根本的な概念は同じです。
single-valuedとの対比
この言葉は、対義語であるsingle-valued(単価の、単値の)と対比させることでその意味が明確になります。
single-valued: 一つの入力に対して必ず一つの出力が定まる状態(例:通常の関数)。
multivalued: 一つの入力に対して複数の出力が存在し得る状態。
例えば、ある方程式の解が一つだけである場合はsingle-valuedですが、平方根のように正と負の二つの解を持つ場合はmultivaluedな性質を持っていると言えます。