litigant
litigantは、裁判所での法的手続きに直接関与している個人や団体を指す専門的な用語です。日本語では訴訟当事者と訳されます。日常会話で使われる裁判をしている人という表現よりも、法的な文脈や公的な文書で用いられる硬い表現であり、原告(訴えた側)と被告(訴えられた側)の両方を包括的に指します。
類義語との使い分け
法的な文脈では、partyという言葉も当事者として頻繁に使われますが、partyは契約書の当事者など、裁判以外の文脈でも広く使われる汎用的な言葉です。一方でlitigantは、あくまで訴訟(litigation)という具体的な法的争いの中にいる人物に限定して使用されます。
party: 契約当事者や議論の参加者など、幅広く当事者を指す
litigant: 裁判所で争っている訴訟当事者のみを指す
注意すべき点
日本語の当事者という言葉は、ある出来事に直接関わっている人を指す広い意味を持ちますが、英語のlitigantをそのような一般的な意味で使うことはできません。例えば、事件の当事者と言いたい場合にlitigantを使うと、相手が必ず裁判所に訴え出しているか、訴えられている状態であることを意味します。単に事件に関与しているだけの場合は、involved partyやperson concernedなどの表現が適切です。
❌ 事件の当事者として彼を呼ぶ:Call him as a litigant of the incident.(裁判になっていない場合は不適切)
✅ 訴訟当事者として出廷する:Appear in court as a litigant.
文法的な特徴
この単語は可算名詞であるため、単数形では不定冠詞(a / an)を伴い、複数形ではlitigantsとなります。主に法廷での手続きや法律の議論において、主語または目的語として使用されます。